◇国産杉 「2台+1」で作る 3連シェルフ
本日は、「本棚」のご紹介です。大阪府のK様からいただいたお写真をご紹介しながら説明したいと思います。本がいっぱいあると悩ましいのが、その置き場。本屋さんみたいに、本を壁一面に、ずらっと並べたい、なんて考えますよね。ということで、冒頭の写真は、お送りした棚を組み立てていただいて、とりあえずお持ちの本を入れてみた、というところだか。これから、ご主人が、ジャンルに分けたりして、本棚を整理されるとのこと。一冊一冊の本にも、なにかしら思い出や思い入れがあったりして、途中でもう一度開いてみたりしていると、「整理」の作業というのはなかなか進まないのが常ですね。まあ、それも、楽しみということです。さて、話を本題に戻しまして、この本棚の、組み立て直後の様子がこちら。押し入れの開閉や、コンセントの抜き差しなどに邪魔にならないようにサイズを設定してあります。また、3列ある棚の幅は共通なので、可動棚の入れ替えも簡単です。ちょっとだけ見えますが、壁面に金具で本棚を固定してありますね。地震も増えていますので、こういった配慮は大事です。こちら、見積の際にいただいた設置前のお写真。左側の天井には大きな梁の出っ張り、奥の壁面にも出っ張りがありますね。そして、壁面に取り付けてある木製の板。これもマンションの和室でよく見かける「付け長押(なげし)」というものです。本格的な和室の場合には、鴨居の上に長押という板がついていて、そこに昔は和服を吊るしたりしていました。マンションの場合には、壁面はフラットで、かつ、コンクリートであったりして、簡単にはビスも打てません。そこで、「付け長押」が付けられて、服をかけたり、ビスを打ったりできるようになっています。ということで、普通は、下地にしっかりと固定してあるので、家具の固定にも使えます。ということで、今回は、この付け長押の下にシェルフが収まる高さにしました。ここから、少々景色が悪いのですが、工場内で仮具にした際に撮った写真で、補足の説明をします。この本棚の構造はといいますと、2台の日の字型の棚の間を、さらに棚で連結してある、という構造です。ばらせば、2台の本棚と、その間をつなぐ棚に分かれます。将来的に、分解して別々に使用することもできますし、移動して再設置する際に、中央部分の板の長さを帰れば、幅の変更もできて、とっても合理的な構造です。側板は可動棚レールが埋め込まれているので、細かな棚間隔の設定も可能です。組み立てはビスで行うこともできますが、今回は、DIY経験が少なくても悩まず組み立てできるように、ボルトによる組み立てができるように製作しました。後から見た様子がこちら。棚の背面には、落下防止用の背板がついています。この板があることで、本が直接壁面のクロスに接触しなくなるので、壁も傷みにくくなりますね。背板はこんな感じです。背板を取り付けることで、棚全体の強度もアップします。奥行は230mmで、文庫本や新書、コミック本であれば、奥行方向に2列置けますね。ここにもまた、前列、後列の「選別」争いが勃発しそうです・・・・。大阪府のK様。ご協力、ありがとうございます!商品データ********************************************◇国産杉 可動棚シェルフ 2台+1 3連シェルフサイズ W2298 H1895 D230+背板10仕上げ インテリアカラー ナッツ※ボルト組み立て仕様参考価格 95000円(税込み 104500円)※別途 配送費がかかります。