カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は母の日。
母は何もいらないと言っている。毎年そうだ。 実際、物をあげても使ってくれないし(泣) 今日、さあが彼女のためにしたことと言えば、 自分がすっかり疲れていた時間帯に帰ってきた母を、 文句一つ言わず(←ここが肝心)駅まで迎えに行ったことのみ。 普段なら絶対「え~行きたくない。父に頼んで~」とか言うもの。 午前中に聞いたメッセージはとても心に残った。 誰とだって一緒にいる時間は限られている。 だから、その一緒にいられる時間を大切にしたいと思った。 一緒にいられる=意識するということ。 お互いによってお互いが幸せであるように、、、本当にその通りだと思った。 子供を幸せにする責任が大人にはあるとも聞いた。 それは、自分が母になっていなくても、子供にピアノを教えているので、 心に響いてきた。 さて、さあと母のこと、、、。 今はお互いによってお互いが幸せであると感じられる。 でも、それはごく最近のこと。 昔は母が憎かった。 「お母さんきれいだよね、美人だよね、若いよね」と色々な人から言われた。 それがとても嫌だった。 さあの答えは決まってこうだった。 「ああ、母はね、、、。私は似なかったから、、、」 ちょっと変な話だけど、さあだって母がきれいだと認めていた(笑) だけど悔しかったし憎かった。 それは、自分が全く似ていなかったから。 彼女に似れば、もっと美人になれただろうな、、、どうせ私は、、、。 母は昔から痩せ形だったらしく、ガリガリだったとよく言っている。 父方の祖母、叔母は背は低く、わりと体格が良かった。 そう、さあは父方の系統だったのだ。 母のようになりたかったのに、全然違う自分。 兄弟がいなかったから、母にライバル心を燃やしていたのかもしれない。 まあ、こんなこと、誰にも言っていないので、彼女は知らないだろうけど。 先日スーパーに行った時、魚売り場で生カツオの刺身とカツオのたたきを見て 「さあはどっちがいい?どっちなら食べられる?」と言われた。 普通にどっちがいい?とだけ聞いてくれればいいのに、、、その後の言葉が心に引っ掛かってしまった。 あ~あたしのこと、密かに気にかけてくれてるんだ、迷惑かけてるんだなあと。 やっぱり、幾つになっても母は母なんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.09 01:49:48
|