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真面目に昨日の続きなんて書かず、 全く違う話題にしてしまおうか・・・ などと思ってはみたものの、 他の話題は思いつかない、 偏差値7の 蜜緒です。 アガリスクって本当に効くの? さて、武勇伝。 何から話そうか、 ああ、まずはアレだ。 「実録!激白密緒の24時! ヤクザ様がやって来た!ヤアヤアヤア♪」 とりあえず今日はこんなんでいかせていただきます。 来たんです、 うちの店にそのスジの方たちが。 しかも4人。 お店に入ってきた時は普通だったんです。 年配の方を筆頭に ミドル層が1人、 ヤング層が2人。 別段、柄の悪い服を着ているわけでもなく、 常に笑顔で 自分達がヤクザ様だなんて おくびにも出さず、 こちらも気づかず 楽しいお酒。 しかし、 悪夢は何の前触れも無く始まりました。 一時間くらい経った頃、 ミドル層がいきなり 私の大切な従業員の娘の 胸を、 乳を 乳房を おもむろに 鷲掴み。 擬態語として表すなら、 それはまさに 「 ムンズ 」 です。 私、嫌いなんです。 この意見出すと、賛否両論なのですが、 いくら飲み屋だからといっても 必要以上に体を触るのは、 そんな所やあんな所に 無理矢理手を伸ばすのは、 マナー違反だと思っています。 そーゆーことしたいのなら、 そーゆーことさせてくれるお店に行けばいい。 うちでは そーゆーことをされても納得いくような お給料は 従業員達に支払っておりませんでしたから、 そこは我慢する必要なし。 嫌なものは嫌とハッキリ言え という教育をしていました。 しかし、その娘、 内気。気弱。清楚。乙女。守ってあげたくなる。 が、売り。 言えない。 言えてない。 泣きそうな顔して私を見てる。 さて私、 強気。短気。汚れ。ケンカっ早い。可愛い女の子が大好き。 が売り。 (いや、売れないだろうコレじゃ・・・。) 口より先に手がでそうな状況。 しかしここはグッとこらえる。 だってママなんですもの。 こんなんでもお店のトップ。 腐っても鯛。 ここでクールにかわして お客様にも彼女にも気持ちよく 事が円満に済むように 話を持っていければ 従業員からの株が上がること 間違いなし。 「あの、お客様、申し訳ございません、彼女、他のお客様がお呼びなので 私と交代していただいてもよろしいですか?」 ・・・・・・・・・・・・・モミ揉みモミ揉み。 ミドル、ニヤニヤしながら揉み続けている。 彼女無言で涙目。 「あのー・・・・・・お客様?」 「あ?やかましいんじゃボケ、お前はすっこんでろ!」 ぷちっ。 私の第一弦が・・・・切れました。 ここでまず周囲が気づいたようです。 あら~、この方達、ヤクザ様でいらっしゃったのね~♪・・・・・・と。 しかし私、彼女を守るのに必死、そんなこと全く気づかず。 「さぁ、いらっしゃい、ね、あちらのお客様がお呼びですから。」 と、無理矢理その娘の手をひっぱりテーブルから引き離そうと強行突破。 「何すんだ、あ゛あ゛っ?!」 それに腹を立てて出てきたヤング層。 立ち上がって私の肩を突き飛ばす。 店内一気に緊迫・・・。 カウンターの中からシェーカー担当の男性従業員が 見るに見兼ねて表にでてきました。 「お客さん、困ります、今すぐ帰っていただけますか?」 凛と突っぱねる男性従業員。 なんて精悍、ああ、なんてカッコイイ。 な、もんだから、ミドル&ヤング、もう面白くない。 「コラコラコラー、なんだなんだ?この店はネーチャンの乳揉んだくらいで大騒ぎかぁ?」 「と、言いますよりも、お客様が少しやり過ぎかと思われますが・・・」 食い下がる私。 この時点でヤクザ様を抑えるよりも、自分を抑えるので精一杯。 「そんなに嫌なら水商売なんかやってんな!お前みたいのがいるから面白くないんじゃ!」 カラオケのあのぶ厚い本を、ボトルが並べてある棚に投げつけました。 ガシャガシャガシャーン。 ボトル破壊。 その音と同時に、ぷちぷちぷちぷちぷちっ。 私の2弦、3弦、4弦、5弦、も破壊。 残りあと1弦。 「お客様、器物破損で訴えますよ。」 「上等じゃコラ、訴えてみろっちゅーんじゃ!」 カウンターの上のグラスを手に取って壁に叩きつけた。 最後の弦、切れる。 もうコントロール不能。 「あったまきた!」 何気に語気は可愛らしいけども、 行動はとても大胆。 まるでベットの上の自分と同じです。 (すみません、見栄張りました。) いきなり私、 バドワイザーの瓶で ヤングの頭一撃。 あとはもう、ここに書けないほどの修羅場。 泣きじゃくる従業員、オロオロするお客様達。 ああ・・・・店が潰れる・・・・。 せっかく作り上げた私のお店が・・・・。 ドメスティックな彼氏以来の暴力沙汰。 犯されないだけまだマシ? 頭部殴打 軽い脳震とう、 薄れ行く意識。 でもなぜか笑ってる自分。 明日のジョーも、はじめの一歩もびっくりの状況。 その時初めて経験したのですが、 人って興奮してると、不思議と痛みは感じないものです。 とはいえそろそろ限界。 収拾不可能。 しかしそこに救いの手が! 警察官が駆けつけてくれたのです! お客様の一人が通報して下さいました。 助かった!彼らが神様に見える! しかし警察官の目に飛び込んだのは ビンで殴りかかっている 私。 そして笑っている 私。 相手 血だらけ。 どー見ても確実に 劣勢。 なので、 私ったら、 ヤクザ様達と一緒に警察に連行されました♪ 指紋、取らされた。 調書、書かされた。 ものすごぉーーーく叱られた。 今回のことで 失ったもの、 ボトル7本、 グラス12個、 奥歯4本。 そして、 従業員からの信頼。 被害者はこっちだ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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