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近頃スカジャンが ちょっとだけ流行ってきているというので、 早速着て歩いたら、 友達に 「レディースの名残があるね。」 と、 見に覚えのないことを言われ、 軽く メリケンサックで小突いてやろうと 心に誓った 蜜緒です。 だんだん本性が表れてきてきました。 最近 「 猫を飼っています♪ 」 という方の日記に たどり着く機会が増え、 その方達の日記を 拝見させて頂いているうちに 私の実家の猫を 思い出しました。 違います、 その方達の日記を パクってきたわけではありません。 念の為。 ある日、猫が 一匹の虫をくわえて 家の中を歩いていました。 まだ息はあるようで、 ビクビク動いています。 いえ、ビクビクというよりも びよんっ、びよんっ と、いった感じ。 びよりんびよりん、びよよんびよよん、びたびたびたびた、わしっわしっ。 よく見るとそれは マダラカマドウマ。 あの、知る人ぞ知る マダラカマドウミャ。 スミマセン、 ショックのあまり うまく言えなくなってきました・・・。 体つきは丸くて茶色。 長い触覚と 長い跳躍力のある足が チャームポイントの 節足動物門昆虫綱直翅目カマドウマ科 ってやつです。 詳しくは、この為だけに フリーページを作って掲載しましたので、 ご興味のある方は、 勇気のある方は、 お食事中でない方は、 どうぞそちらを ご覧下さい。 その カマドウマを ポトリ と カーペットの上に置くと、 当たり前のように猫が前足で もてあそぶ。 ズル・・・・・・ズル・・・・・びよんっ。 残りの力を振り絞り、 息も絶え絶えに 何とか逃げようとするカマドウマ(推定オス) それを ぢっ と見つめる猫。 そして ぢっと見守る私。 何だかこれに良く似た光景を見たことがある。 と、いうより、記憶にある。 昔付き合っていた男に 私がしたことだ。 私はとにかく気が強い。 ハードSな傾向がある といっても 過言ではないかもしれない。 「あなたは私の人生に組み込まれていないから。」 「あなたといても幸せだと感じられないの。」 別れ際などは、 どこかのドラマで聞いたことがあるような 台詞が炸裂する。 もし自分が相手の立場なら、 それこそ首を絞めたくなるような気になるが、 そもそも私と付き合ってきた男は みんな 優しくて 寛大で 気が弱い。 気の強い男は 性格がぶつかりすぎて 1週間ともたないからだ。 「 ゴメン・・・でも俺・・・」 「 うるさい 」 「 そんなつもりじゃ・・・・ 」 「 無視 」 「 2度としないから・・・・ 」 「 近寄らないで 」 この状況から逃れたくて なんとか言い逃れをしようとする男。 残りわずかな力を振り絞り、 私の顔色を伺いながら 逃げ出そうと必死だ。 まさしくそれは 今 目の前で繰り広げられている 光景。 しばし相手の様子を眺めている 猫。 しばし相手の出方を伺っている 私。 どうやら猫は 飽きてきているようだ。 私も 幾度となく繰り返されたその状況に 飽きていた。 「 サクッ 」 猫はカマドウマに噛み付いた。 「もう会うこともないから。」 私もためらうことなく 秒殺。 男の息の根を止めた後 私はまた 次の恋愛に賭けてみる。 今度は 殺したくならない、 死ぬこともないような 男。 猫だって きっと同じものを求めている。 いつまでも飽きさせない、 たとえ口に入れても 手で潰しても いつまでも動いてる、 そんな相手。 さっきまで 動いていたカマドウマが 目の前で 動かなくなった。 触覚も足も もう 動くことは・・・・・・ない。 私はそれをティッシュにくるむと ゴミ箱へ 何事も無かったかのように捨てた。 気にとめる程のことではない。 熱い紅茶を入れて 椅子に座る。 猫が私のヒザの上に飛び乗ってきた。 その目にまるで悪意は感じられない。 こうして記憶の糸をたぐり寄せて 気づいたことが2つ。 そんな気の弱い男に 浮気されてた 私って どうよ?! それからね、 お願いだから その舌で 私の顔を舐めないで・・・・。 頬に触覚がつくんじゃっ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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