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「蜜緒さんの日記って たまに過激なところがあるんですが、 旦那さんが読まれて 怒ったりなさらないんですか?」 と、心配して下さる優しい方が いらっしゃるので、 そのことを主人に伝えると、 「俺、お前の日記興味ないもん。」 と、 アッサリ言われました♪ 仮面夫婦ということが 今日 判明した 蜜緒です♪ 絶対いつか 携帯電話のぞいてやる。 さて、 サイババにそっくりな 私の母は、 儀式に使うわけではないのですが、 猫を5匹飼っています。 子は親を選べない とは、よく言ったもので、 母に飼われている猫達の 悲惨な体験を 今日はお話したいと思います。 「ぎあああああああああああ」 私が実家に帰省していた時のこと。 部屋でくつろいでいると、 台所から断末魔のような母の悲鳴。 その直後に 「ニアアアアアアアアアアアアア」 という 猫の悲鳴。 大慌てで台所へ飛んでいく途中 その猫が私の足元をすり抜けて 猛スピードでどこかへ走っていった。 今の・・・・・・・・何? 私が見たものは 全身、透明の膜に覆われ、 金色にテラテラ光っていた 猫。 お前はたった今腹から出てきた子馬か? 生まれたてか? それは羊水か? と、 思う程の テラテラっぷり。 しかも、 猫が走り去った後は全て ドロドロ。 カーペットもフローリングも全て ドロドロ。 透明の、ものすごい油っこいものが あちこちに飛び散っている。 と、いうか、 これは油そのものだ。 「 何、お母さん今の?! 遊星からの物体X みたいなのが駆け抜けていったよ! 」 すると母、今にも泣き出しそうな顔で、 「 天ぷら油使おうと思ったら、 間違って 油は入ってる缶落としちゃったの。 そしたら ちょうどそこにいたのよ! 早く捕まえてえええええええええええ。」 運が悪い。 その猫を捕まえ、 油まみれになりながら、 母は 風呂場へ。 猫はもともと水が嫌い。 なので始めのうちは 「 ギャーーーー! 」 とか 「 ウニャッ、 ウニャッ 」 という 可哀想な声が聞こえてきたのだが、 しばらくするとそれは治まった。 そして3分後 風呂場から母の声。 「 蜜緒~~、ちょっと来てごらん~! 」 手伝って欲しいのかと 私が風呂場のドアを開けると そこには 湯船のお湯に 浮きながら クルクルと 回る 猫。 硬直しながら 4本の足を前に突き出し、 頭だけ お湯から なんとか かろうじて出ている。 そして クルクル~。 クルクル~。 「 面白いでしょう~、猫ってね、びっくりしすぎると硬直しておとなしくなる習性があるのよ。 」 こっちも硬直。 母を押しのけ 慌てて湯船から引き上げ 助けてやると 「 あら、面白かったのに~。 」 神様、お許し下さい。 彼女は自分が何をしているのか、 また 何を言っているのか、 気づいてないのです。 私は胸に十字をきって 許しを請いたくなった。 決して クリスチャンではないが。 猫をタオルで拭き終えた頃に、 「 そのタオル、 洗濯しておいてね。 」 と、言われたので、洗濯機まで持っていくと、 乾燥機が回っていた。 ドンドンドン、ガラガラ、ドンドンドン。 「 お母さ~ん、乾燥機調子悪いね。 」 「 え?そんなことないわよ。 」 そう言いながら母が来る。 「 どれ? 」 ドンドンドン、ガラガラ、ドンドンドン。 ドンドンドン、ガラガラ、ドンドンドン、 ニャー。 ニャー? 私と母は顔を見合わせ乾燥機を開ける。 猫が 中から飛び出してきた。 「 あらあらっ! 」 見れば 鼻の頭と両耳の端を軽くヤケドしている。 「 ちょっとお母さん! この子死んじゃうとこだったんだよ ! 」 さすがに私も腹が立って母を怒鳴りつけた。 「 さっきの子が入ってくれたら すぐに乾いたのに。 うまくいかないわネ♪」 か・・・・・・・・ 神様、どうかお願いします、 私にも下すことのできる 天罰の方法を すこぶる調子のいい この人の撃退方を 教えて下さい。 ヤケドが心配になった私は 猫を 動物病院へ連れて行くことにした。 「 お母さん、そこなんていう名前の病院 ? 」 「 石川さん。 いい先生なのよー。 この子達の去勢手術お願いした時から 何かと面倒見てもらっているの。 」 私は猫を連れてタクシーに乗り込んだ。 10分後 タクシーを降りて 病院に着いた時、 目に飛び込んできた文字、 それは 「 馬・牛・羊・ 家畜専門 石川病院 」 お母さん・・・・・・・・・・ あなたもここで去勢してもらってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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