西條剛央のブログ：構造構成主義

僕は，「あれをいつまでにやらなきゃなあ」とだいぶ前から思い続けて，その鬱積パラメーターが限界値を超えてから，着手するというパターンが多い。掃除も，洗濯も，雑用も，〆切りもぜんぶそう。

でも，それって無駄なエネルギーだ，と頭ではわかっていたけどそうしてきた。なぜか？　それでも，それなりの結果を出してきたからだ。

そういう場合，つまり一部充足している場合に，より良い方法があるにもかかわらず，そのやり方から進歩しないということが起こる。

けど，やっぱり無駄な負荷を，ストレスをかけている。

そういう仕事の中には実際に着手したら，すぐに終わったりすることも多いのだ。というか，ほとんどのことはそうなのだ。「あれをいつまでにやらなきゃなあ」と思い続けることによって，勝手に心を忙しくしている。


無用なストレスを生み出すのは賢くない。

できれば楽に生きたい。



ということで，最近は，「あれをいつまでにやらなきゃなあ」とか居着かないようにしている。

やらないときはそれについては何も考えない。そして，やるときには，できるだけ鬱積パラメータをため込むことなく，するするっと着手してやってしまう，ということを心がけている。

が，いざ〆切りが迫ると――実際，今某学会の抄録〆切り等々が迫っているのだが――ついつい癖で鬱積パラメータをため込んで，その負のエネルギーを起爆剤にして，着手しようとしてしまう。

心の癖がついでてしまう。

「のんのん，じゅてーむ，そのやり方はえれがんとじゃないぜ」と自分をなだめて，新しいやり方を身につけようとしている今日この頃ですが，みなさんいかがお過ごしでしょうか（こむさば？）。