カテゴリ:スポーツ
先日、久しぶりに竹田青嗣先生等とテニスをした。
スポーツをすると愉しいのはもちろんだが、「うまくいかない」という状態を自分で観察しているのもおもしろいなあと思う。 わかっているのだけどできない。 さっきはできたのにできない。 なぜかわからないけどできない。 これほど「自分の身体が思うようにならない」という経験は、日常生活ではあまりないだろう。 蛇口をひねろうとおもったがひねれないとか、ベッドに横になろうと思ったら床に横になってしまったとか、そういうことはまずない。 だから、ついつい自分の身体は自分の意のままに動くモノかのごとく勘違いしてしまう。 しかし、スポーツをすると、“自分の身体は自分の意志が及ぶ部分がある特殊な「構造」(自然現象)だ”ということを思い出すことができる。 スポーツする身体を向上させること、技能を身につけること、技を洗練させることとは、その「構造」をより精緻な「構造」へとバージョンアップさせていくことに他ならない。 しかし、その構造は常に変化する「動的な構造」であるがゆえに、モノのように線形的に(直線的に)うまくなっていったりはせず、うまくなったり、ヘタになったりしながら、少しずつ変化していくのだ。 おもしろいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/06 06:01:45 PM
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