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西條剛央のブログ:構造構成主義

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西條剛央

西條剛央

2008/05/27
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カテゴリ:質的研究
神奈川県立保健福祉大学実践教育センターで行った研究基礎講座の「受講生の感想」を送っていただいたので全文掲載しておきます(できるだけ原文ままで打ちましたので誤字などはそのままとのこと)。

僕の授業の“ゆるい感じ”が現れている内容ですが、受講生の皆さんに研究のエッセンスをわかっていただけたみたいなので、一定のお役目は果たせたかなと思います。

内容としては『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMベーシック編』の前半や、アドバンス編の23回、24回で同じようなことを説明しています(前日にみた『エジソンの母』などを例にも話したような)。


今年度の講座もご依頼いただいたので、よりわかりやすく、研究への興味をもってもらえるような講義をできるよう精進すべし。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

研修名:研究基礎講座
内容:研究概論(研究とは、研究デザイン)
講師名:西條剛央先生
日 時:平成20年1月12日(土)9:10~16:30

○ 具体的な例をあげてもらいながらのゆっくりな講義のため、分かりやすく研究してみようかなという思いにさせていただきました。固い話以外にもぶっちゃけ的な話も聞けて若い先生(私達の目線、感性に近い)ならではのもので良かったです。ありがとうございました。

○ 「関心相関的に考える」ことの意味が理解できずにいた午前中でしたが、午後の講義で「研究とは何か?」が手探りながら理解できた気がします。“○○のコツ”は、分かりやすく、研究に対し苦手意識をもっていた私でも、研究をやってみようと意欲をかきたてられる講義でした。

○ 研究とは「知る事」が目的であるということであり、「公共性のある知見」を得ることであるということが良くわかった。研究をするためにはどの方法を選択するかが大切であり、研究方法の特徴を理解し、妥当な研究法を選択できる力がポイントになる。またフィールドも大切である。研究をするにあたっての注意する点、研究の仕方などを教えていただき有意義な講座だった。

○ 私は管理栄養士ですが、食品や調理を中心に学んできました。今の管理栄養士の学校では、心理学も取り入れられています。心理学を学んで、何を必要とするのか、私はよく知りません。(心理学、エリクソン、マズローなどの本は読んだことありますが…)今回、先生の講義を聞いているうちに、再度心理学について興味を持つことが出来ました。ありがとうございました。
P.S.もちろん研究についても、量的なのか、質的なのか見極めながら行なっていきたいと思っています。

○ 研究に対する取り組み方やコツについて、実際的な方法を挙げてもらえたので参考にしたい。また、研究の意義が今までと違った観点が持てたと思う。

○ 研究を行なう際のコツ、研究の方法など分かりやすく今後の参考となった。

○ 分かりやすい、身近な例で説明をしてくれたので、最後まで楽しく研修を受けることが出来ました。次回以降の研修に興味がさらにわいて来るような内容でした。ありがとうございました。

○ 「何かを知りたい」ということが研究のはじまりであり、研究をとても身近に感じることができました。質的研究と量的研究の違いは何となくわかっていましたが、例えばこういう研究をしたいのなら質的とか、これは量的にした方がよいとか判断が難しいと感じていたことが少しわかってきました。質的研究に興味があるため、SCQRMについて学んでみたいと思いました。ありがとうございました。

○ 講義はわかりやすく、文章もまとめられているので聞くことに集中できた。

○ 最初のお話しで、いつも夜間お仕事をされ、本日の講義に遅れない為、睡眠をとっていないという事を伺い、午前中の講義は眠そうな先生が気になりました。午後からは自分自身が眠くなるか心配でしたが、とても楽しく受講出来ました。「関心相関的」という事がとてもわかりやすく説明して頂き、興味を持ちました。

○ 午前中は、内容自体が難しいということもあり、講師の先生のテンポも加わり間伸びしてしまい、もう少し、基礎⇔臨床→研究という視点の話を伺いたかった。

○ 先入観として、研究という決まったものがあるものだと思いこんでいましたが、ある程度のルールはあっても、自身で作り上げていく部分が多くあるのだということがわかりました。研究という、見えないものに対する恐怖心がかなりぬぐい去れました。今、手がけ始めているものを進めるのに、モチベーションがまたあがってきたように思えました。

○ 講義のスタイルが、しっかり説明を理解した上で板書に移れるので、理解度が上がってとても良かった。「研究」の考え方が少しクリアになった。とても興味深く面白い講義でした。

○ ずっと臨床の場にいながら学会等に参加することもなくいましたが、ある方との出会いで昨年4月から大学院生活を送っています。研究のけの字も知らずにどうなることかと思いながらも、何とか具体的に調査にとりかかろう!という一歩手前にまでくることができました。今回の講座は今までの1年間を振り返るとともにこれからの自分の覚悟を自分自身で確認するために受講させて頂きました。臨床にいると「どうして?」と多々あります。しかし、それを自分だけで思っていても前には進めない。ではどうするか。それを考えて行動することが研究なのだと思います。そしてそれを積木くずしを楽しむようにできるところから少しずつ訴えていくことができるよう取り組んでいきたいと思っています。

○ 現在行っている自分の研究テーマを見つける時、日頃の看護の中で疑問に思い、探究したいと思っても、今日の授業の中でいう「公共性のある」ものになるかや、他スタッフ個々の関心や価値観の違いにより、研究テーマをみつけるのに苦労したのを思い出しました。そして、先行研究がないように調べてみたり、研究方法を変えてみれば研究となるのか、自分の病棟患者特有のフィールドを生かしたら量的研究となるのではないかなど、当時は初めての研究テーマ決めで分かっていませんでしたが、今日の講義を受けながら学ぶことができました。

○ 主要なポイントを簡潔に学ぶことができた。こういった講義のスタイルは初めてであったが、とてもわかりやすかった。1日という長い時間であるので話のボリュウムはとてもよく、集中力も続く内容であったと思う。

○ おもしろく、楽しい講義内容でした。話し調子やペースが今までにない初体験だったため、少し“うとうと”に襲われましたが、内容が雑談かと思うと全て本題につながり、自分でイメージし考えながら理解できました。また、だからこそ聞くだけとは違う面白さが実感でき、聴講型では初めての感じがします。今後も是非、西條先生の研修を探したいと思いました。院内でも広めたいと思いました。これから行なおうと考えていた研究で悩んでいたところが少しわかりかけ良かったです。ありがとうございました。

○ 楽しかったです。普段看護研究指導していて気付いた事や感じた事を確認できました。

○ ゆるい感じのゆったり授業でしたが、考える時間があったのでわかりやすかったです。難しい言葉の例としての説明も良かったです。

○ 研究とは何かということの考え方がわかった。身近な例をあげての説明があってわかりやすかった。事例研究をやりたいと思っているので、事例研究の具体的なやり方とか事例研究の例のようなものが知りたい。自分のとりあげた事例についてあてはまりそうな法則があって、検証した結果、~という理由で該当し、~という結論がこのケースについては導かれる、というのも研究と言えるのでしょうか。

○ 研究の意義、デザインの流れがよくわかった。

○ まずお若い、新進気鋭の先生で驚いた。もっと固い先生に講義されるのかと思っていたので、偉い先生になるかもしれないので本を買っておこう。

○ 講義をうかがった直後で言葉にうまく表現できないが、受講前にもっていた研究に関するイメージが変化したように思う。抽象的で普段あまり使用しない言葉が研究方法の中で使われるので難しく考え、構えていたように思う。受講したことで取り組んでみたいと思った。





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Last updated  2008/05/27 10:32:00 AM


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