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西條剛央のブログ:構造構成主義

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西條剛央

西條剛央

2008/06/01
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カテゴリ:雑感
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大学院時代、同じ研究室で切磋琢磨した親友(畏友)のこじろうが、夫婦で隣の駅へ引っ越してきた。

で、さっそく超近所のふぐ料理屋さんで差し飲みをした。


彼は心理統計学の分野で、ニューラルテスト理論(NTT)という画期的な統計モデルを開発した。数量化理論を作った林先生等と同様に(あるいはそれ以上に)、歴史に名を残す理論を作ってしまったのだ。

これは極めて単純化していえば、連続尺度を前提として作られていた従来の統計モデルを潜在的には(生態学的には)そうであったはずの順序尺度に前提を入れ換えてすべての統計モデルを再編成したというものである(不正確なところがあったらすまん)。

このように言ってしまうのは簡単だが、前提から問い直してこうした統計モデルを構築するのは、まさにパラダイム転換した上での技術革新に他ならない。

実際、国が主催する小学校の全国模試の分析モデルとしても採用されたとのこと。



以前から、専門分野は違うけども、やっていることがこれほど近い(同型の)人はいないかもしれないと思っていた。だから,いろんなことがツーカーでわかりあえる。

今回も、大学院時代に考案して公にしていないアイディアがあるのだが、それを共著で書こうという話になった。あとは、「志」や『坂の上の雲』の話をしていた。


やはり一切の気兼ねなく、心通わす親友と飲み語らうのは至福の時間だ。

自転車で10分以内で着く距離なので、これからたまに遊ぼうということになった。

「思考の深度は、弛緩と緊張の振幅によりもたらされる集中の密度から生まれる」というテーゼからしても、こういう交流はかけがえのないものだと思う。


これからまた愉しくなりそうだ。








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Last updated  2008/07/09 11:32:38 PM
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