カテゴリ:質的研究
先日,第一回質的研究集中ワークショップが無事終了しました。
今回よくわかたのは,積極的でかつ協調性のある参加者と良心的な協力者がいてくださることでスムーズに進められるということです。参加者の皆様と荷物の運搬や打ち上げの幹事など協力してくださった皆様に改めて感謝申し上げます。 ワークショップの目的として掲げていた,【4日間で,班ごとにおもしろい切り口のリサーチクエスチョンを立てて、対象者を選択し,半構造化の質問項目を設定し,インタビューによりデータを収集し,文字起こししてテクストを作成し、データを分析し、理論構築(仮説生成)を行い,研究発表を行い,質的研究のエッセンスを学ぶ】は達成できていたかと思います。 何より,皆さん愉しそうに研究をされていたので良かったです。 内容的にも、いくつかの班はそのまま磨けば専門誌に掲載されるであろうポテンシャルはあったと思いますし、いずれの班も限られた時間で、おもしろい問いの立て方ができ、実際に視点提示型研究として有用な理論を提示できていたと思います。 打ち上げも長崎や関西からこられている遠方の方は帰られましたが,それ以外の方はほとんど参加されていて,かなり高い出席率になっていたようです。4日間もグループワークしていると仲が良くなるようで,良い研究をするためには良き仲間が必要なので,そうした場を提供できたという意味でも良かった。 打ち上げの際,是非,アドバンス編のワークショップを,という要望が多かったので,前向きに考えてみようかと思っています。ただ,ベーシック編だけでもでも参加希望者が多く開催が間に合っていないので難しい状況なのですが,しかしこういう学びの場がいかに求められているかがよくわかったし,SCQRMをちゃんと教えられるのは今のところ世界に自分だけなのでがんばろうかな。 来週から某大学院での集中講義が5日間あって,その後関西遠征があるのでしばらくドタバタしそうです。ちょっとでも空いた時間を活用して仕事をしていく技術を高めていこうと思います。 忙しさではなく充実感を感じるようにがんばろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/09/08 11:36:29 AM
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