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西條剛央のブログ:構造構成主義

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西條剛央

西條剛央

2009/03/05
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カテゴリ:雑感
長崎大学での講演とワークショップの前半が終わりました。

長崎大学での講演では、ウイルスが流行っていたらしく、プレゼン用のパソコンもウイルスのせいで挙動不審になってなかなか使えなかったというアクシデントもありましたが、元々パワーポイント使わなくてもいいかな、と思っていたところもあって、ぼちぼちしゃべりました。

僕は自分が1時間半もしゃべる内容をもっていないのではないかと思ってしまうほど、自分の引き出しを忘れてしまうタイプなので、ある程度話してから、それを受け手、質疑応答的なやりとりをした方が、刺激を受けて引き出しを芋ずる式にひっぱり出せるのでいいみたい。

質問大歓迎です。



翌日からは、質的研究集中ワークショップ。

今回はどの班もエネルギーが高く、うまくグループワークが機能しているようです。このワークショップは、グループワークをいかに愉しく建設的なやりとりになるかにかかっているので、これまでも研究してきたけども、今回はいくつか新たな視点を加えて(伝えて)みたところ、それもうまく機能したみたい。

箇条書きしてみると。

黙っているというのは本人は中立的な行為のつもりであっても、周囲の人にとっては「あなたたちは私が関心をもつに値しない」というネガティブなメッセージになる。だから相づちをうったり、うなずくことはとても大事。

九州大学の集中講義で、IR分析(イニシアチブレスポンス分析)をグループワークに適用した研究発表があったのだけど、その結果によるとグループワークがうまくいっている相互作用のあり方は、「相手の貢献を受け取った後に自分の意見を付け加える」ということが基調となっていたので、この点も強調しておいた。

その他にもこれまでのワークショップで学んできたことを集約させて(これはいつもだけど)やってみたところ、おおかたこれでいけそうだな(今後微修正はあっても大きな変更点はあまりなさそうだな)、というやり方がわかってきた気がする。


それから、今回はなんといってもアシスタントを務めてくださったNさんや、講演の企画やワークショップの運営も支えてくれたAさんIさん(このお二人は第一回の受講者)、Mさんなどをはじめとする長崎大学の教員の皆さんのご尽力が大きい。優れたスタッフに囲まれることで、自分の講師としての仕事に専念できるので感謝感謝です(これからも有能なアシスタントは必須だということを再確認した)。


今日は池田清彦先生と主催している小さな研究会。愉しんで建設的なものになるようがんばろう(そして明後日からはまた長崎入り)。







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Last updated  2009/04/04 12:41:01 PM
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