西條剛央のブログ：構造構成主義

お盆に実家に帰った際，２３年ぶりで（つまり初めて）小学校の同窓会があった。

参加者は数十人，クラスの半分以上はきていただろうか（他のクラスの人もけっこうきていた）。

最初全然わからない人もたくさんいた。全然変わらないね！という人もいたけども。

面白いと思ったのは，みんな成熟しているんだけど，個性というか，キャラというか，人格的な方向性は小学校の頃と変わらないなあということ。 ドラクエ風にいえば，スライム系はスライム系，ドラゴン系はドラゴン系，植物系は植物系で変わらない，という感じ。


担任のけいご先生もこられていたのも嬉しかった。

いつも自転車で幼稚園に子どもを送ってから登校されていたのを覚えている。木訥とした良い先生だった。僕はやんちゃだったのでたぶんよく怒られていたと思うのだけど，けいご先生やそんにゅう先生といった男の先生は怒るときもさっぱりしているので好きだった。

今は近くの小学校で校長先生をされているとのこと。一緒に写真を撮ってもらったのだけど，小学校の頃すごく大きく感じた先生は僕より小さくなっていたことに驚いた（僕がでかくなったのだけども）。

先生の最後の挨拶は，やや酔われていたのか仙台なまりが全開になっていたため，何をおっしゃっているのかほとんどわからなかった（笑）が，そのお気持ちは伝わってきた。


みんなと２０年も会っていないのに，妙に嬉しく感慨深いのは，なぜだろうかと思った。

それは，（当時はよくわからないまま）同じ時代を同じ場所で生き，そしてたぶんそれぞれその後の人生でいろいろあっただろうけど，がんばって生きてきた「戦友」と再会できたような，懐かしさと嬉しさだったのかもしれない。


幹事の方ありがとうございました！

またこういう機会があるといいなあ。