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カテゴリ:発達
「クヌート(右)、恋人候補とご対面=ベルリン」という記事をみてふと思った。 この写真をみるとよくわかるけど,2年前はあんなにちっちゃかったのに,あっという間に大きくなる。ぬいぐるみみたいな子がいつの間にか,自分より巨大になる。 これって人間もそうなんじゃないかと思う。 人間は物理的には同じぐらいのサイズになるが(差があっても何倍もの差にはならない),しかし,精神力,知力,技術力等々ではまったく桁の違うサイズになっていく。 巨大になる人は巨大になる。そして圧倒的な差があった親子も,すぐに逆転する。 僕は「成長の限界点」に比べれば,「成長スピード」ってたいしたことないと思っている。 どんなに早く成長しても,限界点が低ければそれだけ早く成長のリミットに達するというだけのことだからだ。 いろいろできる 「器用さ」も同じだろう。 成長はゆっくりでも,どこまでもどこまでも深まっていく,そういうあり方の人の方がおおきくなるだろう。 だからたぶん教育において大事なことは,早く成長させることではない。 そうではなく,“誰にいわれなくても成長し続けてしまうように育てること”が本質的に大切なんだと思う。 もちろん,成長すればするほど幸せになるとは限らないけども,そうした構えが身についていれば時代や状況が変わってもしなやかに対応できるだろう。 ---- 写真1のソース http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1254275875 写真2のソース http://focus.allabout.co.jp/contents/focus_closeup_c/travelgermany/CU20070412A/index/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/09/30 04:11:07 PM
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