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2009/10/02
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どうも職業がら合理的な思考ばかりする時期があるので，それとのバランスをとろうとするのか，無償に小説が読みたくなるときがある。
合理的思考とは偏った思考なのだ。だから反動で理と離れたものを欲してしまうのだと思う。 だいたい４日間の集中ワークショップが終わった後は，疲れ果て寝てばかりいるか，ごろごろしながら小説を読み，スナック菓子やマックのハンバーガーが食べたくなったりする。 目的志向的な行動をしすぎると，本能的にそれにあがらいたくなり，直接役に立たないことや無駄なこと，ジャンキーなものが食べたくなったりするのかもしれない。 目的，方法，意義，機能，合理といったものと離れて，無為の時間（寝る，ぼーっとする，読まなくていいものを読む）を過ごしたくなるのだ。 そんなわけで？僕は専門書以外の本もかなり読んでいると思うのだけど，最近読んだ小説を挙げてみる。 こうして思いつくだけでも相当数あるが，僕にとって本を読むことは食事をするようなもので，毎日食べたものを覚えていないように読んだものも忘れてしまうので，たぶん，他にもたくさん読んでるだろうと思う。 【注 よい子（若手研究者）は生き残れないので真似してはいけません（僕も院生時代はおおむね研究に集中していたと思います）。】 ▼北方謙三 『水滸伝』全１９巻 第1巻 曙光の章 第2巻 替天の章 第3巻 輪舞の章 第4巻 道蛇の章 第5巻 玄武の章 第6巻 風塵の章 第7巻 烈火の章 第8巻 青龍の章 第9巻 嵐翠の章 第10巻 濁流の章 第11巻 天地の章 第12巻 炳乎の章 第13巻 白虎の章 第14巻 爪牙の章 第15巻 折戟の章 第16巻 馳驟の章 第17巻 朱雀の章 第18巻 乾坤の章 第19巻 旌旗の章 別巻 北方水滸伝読本－替天行道－（対談や人物辞典を収録） その続編の『楊令伝』 第一巻 玄旗の章 第二巻 辺烽の章 第三巻 盤紆の章 第四巻 雷霆の章 第五巻 猩紅の章 第六巻 徂征の章 第七巻 驍騰の章 第八巻 箭激の章 第九巻 遙光の章 第十巻 坡陀の章 水滸伝の前の時代を描いた小説（わずかだが小説の中でも関連がある） 『楊家将』上 『楊家将』下 『血涙』上 『血涙』下 『史記』２巻 『三国志』 『望郷の道』上 『望郷の道』下 ▼司馬遼太郎 『竜馬がゆく』全８巻 『坂の上の雲』全８巻 その他にもいろいろ読んだはずだが忘れた ▼石田衣良 池袋ウエストゲートパーク（1998年9月） - 第36回オール讀物推理小説新人賞受賞作品 少年計数機 - 池袋ウエストゲートパークII（2000年6月） 骨音 - 池袋ウエストゲートパークIII（2002年10月） - 第128回直木賞候補作品 電子の星 - 池袋ウエストゲートパークIV（2003年11月） 反自殺クラブ - 池袋ウエストゲートパークV（2005年3月） 灰色のピーターパン - 池袋ウエストゲートパークVI（2006年6月） 赤・黒 - 池袋ウエストゲートパーク外伝（2001年2月、徳間書店） 4TEEN フォーティーン（2003年5月、新潮社） - 第129回直木賞受賞作品 ▼藤原周平 のいくつかの作品 ▼山田詠美 のいくつかの作品 ▼村上春樹 『1Q84』book1，book2 そういえば中学生の頃だったか『ドラゴンランス戦記』シリーズ好きだったなぁ。タッスルホッフとかどうなったのだろうか。今度久しぶりに買って読んでみようかな。今だったらどういう風に感じるのだろうか。自分でも興味深い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2009/10/03 02:48:54 AM
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