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カテゴリ:東日本大震災
大川小学校に行ってきました。
今回はリーディングカウンセラーさんと、園田 ばくさんと奥さまの竹林 加寿子さんと一緒に行きました。 たくさんの人が手を合わせに訪れていました。 それぞれが、亡くなられた方のご冥福を祈りながら、なぜ逃げれなかったのだろうか、いや自分がその場にいたら本当に逃げれたと言い切れるだろうか、といったことを語りながら、哀しい眼差しで校舎や裏山をみつめているように感じました。 ご遺族であり、小さな命の意味を考える会の佐藤 敏郎さんのお宅にも伺い、それぞれの思いを聞きながら、 自分があのご遺族の立場なら、同じように思うかもしれない、いやとても向き合うことはできないかもしれない、どうしても諦められないかもしれない、もし教員遺族なら哀しみすら口にできないかもしれない…と、もとより想像など及ばないのですが、それぞれの立場の人に思いを馳せる自分がいました。 それぞれがそれぞれの立場で苦しみ哀しみ悩んでいるのは確かで、きっと子ども達は残された家族に幸せに生きて欲しいと願っているだろうと思います。 もし自分が先に死んだなら、家族の幸せだけを願うだろうから。 僕の母も震災で兄(伯父さん)を失いましたが、残された人は一生懸命幸せに生きることが、先立ったひとの願いを叶えることになり、冥福を祈ることになるのかもしれません。 そんなことを思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/05/13 02:25:06 PM
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