カテゴリ:本質行動学
意志の強さは願望の強さに相関(比例)する。
意志の強さは欲求に逆相関する。 ゆえに、願いと欲求が背反している場合、ブレーキとアクセルを両方踏んでいるような状態になる。 願望が強く、欲求が弱ければ、意志はつよいということになる。 欲求が強く、願望が弱いと、意志は叶えられない。 たとえば、もう少し痩せて綺麗になりたいとなんとなく願っていても、食欲が圧倒的に強ければ、食べてしまう。 そういう場合、願いと欲求を両立できないか?と考えてみるとよい。 食べても痩せる方法を考えるのだ。冷蔵庫にカロリーの低い好きな食べ物をたくさんいれておくとか。 それから欲求を弱くする方法を考える。たとえば、部屋にいるとつい漫画を読んでしまうという人は外で勉強する。テレビをみてしまうという人は、テレビをしまう(捨てる)とか。 自分の願望だと思っているものが、実は幻想で、他者の欲望が伝播したものだったり、なんとなく社会的によいとされていること(英語は勉強したほうがよい)だったりすることもある。 また、一見欲求にみえる美味しいものを食べることが、実はその人にとって願望(最も強く望んでいる)ことだったりすることもあるかもしれない。 欲求だと思っていたものすら、ただの惰性と習慣と思い込みでそうしているだけで(毎日ビールを飲まなきゃ損とか)、実は求めていないということもある。 自分の本当の願望と欲求をきちんと自覚することが、自分が望む人生を生きる第一歩になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/05/13 01:50:28 PM
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