カテゴリ:その他
昨日と今日、自分は「サービス介助士」という資格を取るために市ヶ谷へ行ってきました。
サービス介助士とは、主にサービス業の現場で、高齢者の方や、障害をおお持ちの方への対応の仕方などを講習し習得するものであって、近年では鉄道企業や、航空企業、スーパーマーケット等でもこの資格を持っている方がいるようです。 では、どんな内容の講習をやったかというと、1日目はまず高齢者の疑似体験から入りました。 白内障を体験するゴーグルや、足や手の関節を動きにくくするおもりやベルトなどをつけ、街中に出て買い物などをしました。 少し恥ずかしい気もしましたが、やっているうちに少しずつ慣れてきて、次第に高齢者の方の気持ちがわかるようになりました。 午後は主に車椅子の介助の仕方を講習しました。 車椅子の基本的な操作から、通常の椅子から車椅子にお客様を移動させる「移乗」というものも行いました。これで1日目は終了です。 2日目は、午前中から目の不自由な方のための、手引き(誘導)の実技を行いました。 目の見えない方を案内するということはとても大変なことで、急に体に触れてはいけないなど、様々な制約がありました。今まで知らなかったことばかりだったので驚きました。 そして午後からはロールプレイングといって、4~5人のチームごとに分かれて軽い演劇をしました。 どのような内容だったかというと、チームごとに課題が出され、その課題に沿ってシナリオを作り、全員の前で実践・発表するというものでした。 自分は唯一の高校生だったのでほとんどお笑い担当に徹したのですが、そこそこみなさんにウケていただけたようなので、嬉しかったです。 このロールプレイングの内容はどんなことを行ったかというと、右半身がまひした女性の方とそのご主人、それと娘夫婦がレストランにやってきて、車椅子のまま階段をあがったり、食事をしたりするといった内容にしました。 一応この演劇は成功できたと思っています。100%とまでは言いませんが、85%以上の力は発揮できたと思います。 そして、ロールプレイングが終わったあとは筆記試験を行いました。 これは事前に行った通信教育の過程で提出したレポートの内容とほぼ同じだったので、そこそこできた気がします。 今回の結果は2~3週間後に発表されるそうなので、今から待ち遠しいです。 今回は20名ほどの方々が受講されたのですが、全員合格することを願っています。 この講習に参加して思ったことは、自分たちが考えていた高齢者・障害者像は想像していたことと結構違っていたことです。 今まで思っていたことが、今回の講習によって、正しく理解ができたと思います。 また、2日間非常に楽しく過ごすことができました。またこのような機会があればいいなと思っています。 みなさん、お疲れ様でした!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.26 02:06:04
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