とーきーを～ かーけーるー症状～♪
TVでもやったしネタバレ解禁？
見てない人は置いてけぼりですので
読まなくていいです。
フジＴＶが21日に 『時をかける少女』の
実写（原作）版とアニメ版を放映しました。
アニメ版は実写原作の続編リメイクという
変わった形式です。
実写版をフルで見たのは初めてでしたが
ラストが凄く切なく、更にそこから入る
軽快なＥＤが実に心地よかったです。
当時この映画を見てたら間違いなく
原田知世に魂を持ってイカレテてました。
あの可愛さは異常です！
そして20年の時が流れ
実写版の主人公カズコは
アニメ版では脇役になってます。
そのカズコがアニメ版の主人公真琴に
当時の心境を淡々と語るシーンは
実写版を見たばっかりなのでグっときました
アニメ版はカホちゃんの赤面とか
妹さんの 「らめぇぇ」とかなりの萌え所があります。
真琴疾走のハァハァハァ…アｧッ…ハァハァ…ｱ…
でイケナイ気分になってＴＶのボリュームを
気にしたのは私だけでしょうか？
でも軽快な学園ＳＦラブコメに見えつつも
陰には深刻なドラマも潜んでるんですよね。
チアキが居た未来は川すらない世界ですから
天変地異どころじゃない相当な何かが起こったのでしょう。
タイムリープとも関係があるかもしれません
（歴史を改ざんできるのにルール厳守ですし）
後に狂った高瀬くんが消火器の替わりに
地球破壊爆弾を投下したのかもしれません。
想像ですが物語のキーワードでもある
あの「絵」はチアキの為に守られてた記録が
残ってたんじゃないですかね？
未来に関係ありそうなくだりも有りましたし
平和の象徴的存在になってたのかもしれません。
だけどその絵は（戦争で？）消失した。
なので見に来た。
未来はどうしようもなく悲惨な世界ですが
もしもその「絵」が
チアキの居た世界まで残っていたら
違う未来になってるかもしれない。
そして歴史は曲がり道一つで変えられる。
だから真琴は走って逢いに行く！
消失してない絵を、世界を
チアキに見せるために！
真琴の想いと平安美人の
少女の絵は時をかけるのであった
いや面白かったです。正直アニメ版は
実写原作を超えてると思いますよ。
実写版は８０年代に大ヒットした
良くも悪くも昭和臭い作品ですが
「マジョおばさんの外伝」という視点で見たら
若い人にも楽しめるかもしれません。
「待ち合わせに遅れてくる人が居たら、
走って迎えに行くのがあなたでしょ？」
アニメ版の幅が広がります
