富士山には今から18年前に登りました。そのとき見た夕暮れ時の影富士の神々しさが忘れられず、いつかまたと思いながら18年も経ってしまいました。
７月１９日に登ったのですが、記事にするのが遅れました(最近こんなのばっかり)。
やっぱり20年近く経つと体力がちがいますね。今回７合目で足がつり、我慢して登り続けたら肉離れを起こしてしまいました。実は機能性下着(スポーツ選手が筋肉疲労を和らげるために使う)をはいて登ったのが裏目に出ました。登山用もちゃんとあるのですが、持っていた一般用をはいたのがいけなかったのでしょう。確かにもものあたりは楽でしたが、ふくらはぎには逆効果だった上につった足の筋肉が元に戻ろうとするのも阻止しているように感じました。
でも、なんとか８合目まで登って機能性下着をぬいだら、嘘みたいに足の調子は戻りました。そこで更なる悲劇。遅れた時間を取り戻そうとペースをあげたら高山病の症状が出てしまいました。前に登った時も頭痛でつらい思いをしたのですが、今回は吐き気。船酔いみたいになって吐いてしまいました。
ここで予定していたスケジュールを。
PM12時 富士宮口５合目出社 → PM5時半 頂上山小屋着 宿泊 → AM4時起床 → AM5時頃 ご来光 →2時間くらいかけて頂上１周(お鉢めぐりといいます) → 御殿場口下山

9合目に着いた時点でPM5時40分。8合目半から30分で到着するはずの距離に１時間かかってしまいました。ここから頂上までも30分の距離だけど、この調子じゃ１時間はかかるはず…リタイアしました。午前4時頃から起き出して頂上をめざすことにしました。
正解でした。足の痛みもひき、高山病も９合目に10時間近く滞在したおかげですっかり体が順応してくれました。
そしてご来光。富士山の頂上から見る日の出をなぜご来光と呼ぶのか、登った人だけが実感できる感動体験です。