*さかもとこーひーは… 「新しくドイツ製プロバット焙煎機になって… 「完熟コーヒーの爽やかな甘さを知っていますか?」 さかもとこーひーは[スペシャルティコーヒーの通販専門店]です。 豊かな土壌・気候と健康な木、理想的に熟した実を選別収穫し、 四季に恵まれた日本のライフスタイルに合うよう そんな、店主のプロのつぶやき…日記。 「この味を知ることができて幸せです。」
テーマ:今日のコーヒー
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プロのつぶやき1286「菓子屋の舞台裏」 ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。 11月になりました・・・今朝は14℃、秋晴れで気持ちいいです。初秋がなくていきなり晩秋になった気分ですが、朝10℃あれば快適です。 明日11/4(月)は下の孫の七五三です・・・我が家初めての女の子なので、ときめいています。夏前に前撮りしたんですが、ドレスも着て、かわいいものです。 毎日錦織選手の試合を観ています・・・夜中なので昔のようにオンタイムでは無くてオンデマンドです。20代のような若さや勢いはありませんが、テニス自体はより上手くなって、これから全盛期のように見えます、まぁフィジカルさえ万全ならばですが。 昨晩のセミファイナルは、相手も強かったのですがフットワークが重く、体力が持ちませんでした。こういう試合を重ねながら試合のスタミナや感覚を掴んで行くのでしょう。 そんなこんなで・・・「鍵善 京の菓子屋の舞台裏」鍵善良房15代目今西善也著が届いて、一気に読みました。 3年前の「祇園 鍵善菓子がたり」では、季節のお菓子の「花霞」というきんとんからインスパイアされて、「花かすみ」という春のブレンドができました。お陰さまで、人気で定番化しています。 紅茶の店テ・カーマリーをしていた時から季節感は意識していましたが・・・さかもとこーひー開店の時に、和菓子の材料は餡子、粉、砂糖、寒天、小豆等々シンプルなのに・・・季節ごとのお菓子があって、お客さんも当たり前のように季節のお菓子を楽しんでいます。 元々餡子好き、和菓子好きで、そんな和菓子のある暮らしが羨ましかったので・・・こーひーでも日本の暮らしの季節感を活かしていきたいと思ってきました。 昔のコーヒーは夏のアイスコーヒーがあるくらいで、スペシャルブレンドとかオリジナルブレンドといったように、季節感は感じなかったんです。 コーヒーは、産地毎の違いやブレンドはありますが・・・和菓子以上にシンプルな素材しかありません。おかげさまで、さかもとこーひーの常連さんは、さかもとこーひーの季節のこーひーを楽しんでくださっています。ネーミングは勿論ですが・・・味わいも坂本なりの季節感に合わせています。それに、季節のお菓子にも合うようにしています。 紅茶は専門店で働き、スリランカの茶園まで行かせてもらいましたが・・・コーヒーは修行も無く、師匠も無く独学ですが・・・元々は美味しいもの好き、不味いもの嫌いで・・・徒弟制度は嫌だけど、職人仕事に憧れていました。 なので、裏方の本が好きで読んできました・・・映画なら脚本や照明、録音、撮影、美術、音楽・・・落語の楽屋ばなしや陶芸家の話し・・・宮大工の話し・・・ミュージシャンでも裏の話しを好んで探します。最近はYouTubeでマニアックな話しが上がってくるので、いい時代になりました(笑) 腕のいい職人は細部にこだわりながら、大局も見失わず・・・無駄な仕事もしないものです。 そこで、「鍵善 京の菓子屋の舞台裏」です。 目次を見ると・・・この菓子の舞台裏にいる人たちでは、和三盆、葛、竹・・・手がかかる!うちの菓子づくりで職人さんの手仕事の話し・・・菓子屋に彩りを添える人と技では、意匠図案、調度品、菓子木型、お花・・・お菓子だけでは無く、菓子屋として素材からお客様に届けるまでの舞台裏が紹介されています。 シンプルな材料のようでも、一つ一つ選び抜かれています。 さかもとこーひーも産地・生産者のみなさん、インポーター、焙煎機等の機械メーカー、パッキングするスタッフさん、デザイン、ネットショップ等々たくさんの方にお世話になっていますので、膝ポンの話しが楽しいです。 「あとがき」には、 「菓子はたくさんの人の力でできている。鍵善を支える凄腕の職人たちをご紹介します。」 「鍵善はいつまでも変わらないですね。」と言われると、なんだか気恥ずかしい。むっちゃ変えてます。変わらんように、変えている。 そんなところも、この本から伝わればうれしいことです。 そうなんですよねー、さかもとこーひーの変わらない味と思っていただけるように・・・色々と変わっていってます。しかし、さかもとこーひーらしさの基準は変えない。 「このお菓子はね」から始まる豊かな時間をみなさんに楽しんでいただければ、菓子を作る者からしたらそんな幸せなことはないのです。・・・この一行が身に沁みます。 さかもとこーひーはこーひーを売っているのでは無くて、こーひーのあるひととき、暮らしをお届けしたいと思ってきました。 京都はお菓子屋たくさんありますが、鍵善と塩芳軒がお気に入りで買ったり、取り寄せたりしています。先日頂いた上野うさぎやのどら焼きはやっぱり最高に美味しかった、人形町清寿軒のどら焼きも最高です。こーひーにピッタリ合いますしね。 さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.03 08:07:24
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