今読んでる本
図書館でなんとなく借りたんだけど、この本面白い!【送料無料】自閉っ子、こういう風にできてます! [ ニキリンコ ]価格:1,680円(税込、送料込) 高機能自閉症と診断された方二人が、定型発達(いわゆる“ふつう”ということです)の、この本の出版社の社長さんと3人で対談してるんですが、これを読むと、、高機能自閉症って知能や言葉に問題がなくて、コミュニケーション能力に問題がある「だけ」と思っていたのが大きな間違いなんだってことがよくわかります。これはしんどい!でもなんて不思議な世界なんだろうと、引き込まれてしまいました。「宮沢賢治の“雨にも負けず”っていうのは、雨が体に当たると(毛穴に針が何本もささったように)痛いけど、それに負けないで頑張ろうという詩なんだと思いました」「駅の立ち食いソバのにおいをかいだだけで、みりんと醤油の割合がわかります」「つばを飲み込むのも、関節の接続も、全部意識してないとできません。疲れると歩き方がわからなくなります」等々、ええ?!と思うことが次から次へと出てきます。コミュニケーションに問題があると思うのは、私たち定型発達の人間が、あれ?って感じる、わかりやすい部分だからなだけで、実際の自閉系の人たちは、身体的な生きづらさを持ってはるんや・・・と思いました。もっとこういう本が出て、自閉系の人たちの世界が私たち定型発達の人間にもわかるようになればいいなあと思いました。