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カテゴリ:とくべつな日
1ヶ月くらい前の日曜日。 4時半起き、5時45分役所集合で ボランティア見学ツアーに参加してきました。 金曜~日曜の二泊三日コースに行っている人々を迎えに行くバスに ついでに乗っけてもらって、現地を視察して、荷物と皆を拾って 一緒に帰ってくるという感じです。 行きのバスでは、超早起きの所為で、ほぼ眠りっぱなし。。。 にしたかったのですが、反対側の同じ列のおじさんが パシャパシャしょっちゅう写真を撮りやがるので、うまく眠れず 現地&現地移動中は写真撮影禁止で。 確かに、現地へ向かう途中のバスでは禁止されてないけど 自分の横の窓だけでは飽きたらず、私側の景色も撮るので もれなく写りこむやん?!きぃぃ 静かにキレつつも、バスの中で持参のお弁当を食べ。 6時間揺られて、松島へ到着。 ・・バスから見た松島海岸駅周辺は 数年前、旅行で訪れた時とほぼ変わらない感じで。 観光客も結構いっぱいで賑わっていました。 あぁ、結構大丈夫そうじゃん とホッとしながら通り過ぎましたが。。。 目的地の東松島へ到着。 景色は一変しました。 ・・・・・・何にもない。。。 テレビの映像で、わかっていたつもりだったけれど 全然わかっていなかった。 時々、ぽつりぽつりと家が形だけ残っているけれど 人の気配がしない、見渡す限り何もないごつごつの広い土地。。 未だに海水が引いていない場所も所々。 ・・・一年経ってこの状況なの・・・?? これ・・・本当にもとに戻せるの・・・? 呆然とするしかありませんでした。 係の人に誘導され、2グループに分かれ ワゴン車に乗り込み、現地の人が運転しながら 案内してくださることに。 避難場所に指定されていたけれど津波に襲われ たくさんの犠牲者が出た小学校。 橋、海岸、etc... 「ここに、二世帯住宅にした新築の家があって」 「ここに幼馴染のコンビニがあって」 「この道で、たまたま知り合いの奥さんを見かけて、叫んだらその時に・・」 それぞれの場所に、生と死のドラマが溢れていました。 「今は何もないけど、前はここ全部、家でびっしりだったんだよ。」 ・・・津波が来る前はその一軒一軒に一人一人の生活、人生が ぎゅうぎゅうに詰まっていたはずで。 なのに、こんなになっちゃって、、、 なんだか、なくなってしまったものの、大きさを 改めて思い知らされて、胸が締め付けられました。 松島が無事だったのは、半島みたいになって突き出てる 野蒜という、この場所一帯が、代わりに全部えぐりとられて 守ったからなんだ。。。 ---超長くなるので続く。--- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/04/21 05:38:51 PM
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