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カテゴリ:日常の出来事
上野の国立科学博物館で6月18日まで開催の、「ナスカ展」に行って参りました。
平日の昼間の割にはかなり混雑していて、一つ一つの展示品をじっくり見ることはできませんでしたが、それでも面白い物がたくさんありましたw 個人的にはいくつかの土器に見られる「増殖する人」をモチーフとしたデザインがお気に入り。見方によってはちょっとグロテスクな感じなんですが、奇妙な可愛らしさ―――悪趣味と紙一重なところが良かったです。 後、話としては知ってましたが、実際にあの時代に行われていた開頭手術の痕跡のある頭蓋骨は―――ちょっと怖かったです。突っ込みどころも満載でしたが。(あんな大穴を開ければ、そりゃ死ぬよなあ…とか) そして、目玉の地上絵も素晴らしかったです!! 有名な鳥のモチーフのものだけでなく、その他にもクモやサル、渦巻きなどの幾何学模様などあまり知られていないものにまつわる展示も多く、その見事さには目を見張るばかりです。 ヴァーチャルリアリティを駆使した上空からの映像は、地上絵だけではなく、地上絵の描かれた周辺の自然に関しても興味深い話が聞けて、内容自体はとても面白かったのですが―――見事すぎて、ちょっと3D酔いしてしまいました。 そうそう、私も今回はじめて知ったのですが「フクロウ男」と名付けられた地上絵は、なんというか…ガチャ●ンにちょっと似てて、かなりキュートでした。それはもう、思わず絵葉書を購入してしまうほどに。 それにしても、ああいう古代のロマンと叡智を感じさせる物を見ていると、どうしても旧支配者とかその辺の方々の関与はなかったのだろうかと、宇宙的恐怖に思いを馳せてしまうのは、やっぱりクトゥルー神話ファンのサガなのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.07 19:16:24
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