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Burning Red

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もっそもりやま@ (  ̄ω ̄)ゞ<ももっ おじゃましまーす。 おもしろくて初めか…
魚焼き機@ ……ツンデレ。 それはもう十分に素敵なツンデレだと思う…
世亜羅@ 私的には・・・ デレ対象は冷や汗を垂らしつつも 「旨い…
2006.07.24
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プラスティックで作られた花弁と、キラキラ光る大粒ビーズで飾られた薄桃色の髪飾り。少しだけ茶色に染められた長い髪をキュっと健気に纏めているそれは、斑鳩まなのトレードマーク。―――別に本人がそんな事を公言しているわけではなかったが、濃い桃色と白、それから橙色をふんだんに使用した制服のデザインにも合うそれは、彼女がいつも身につけている物だから、火麻は自然とそんな風に認識していた。

丸みのある肩、触ってみればきっと心地よい感触を持っているであろう、柔らかそうな体。確か年齢的には、そろそろいろんなことが気になるお年頃―――所謂、一昔前の表現で言う所の《クリスマス》前後のはずだが、パッとまず目を引くまんまるい瞳は実年齢よりも遥かに幼く見えるどころか、どこか小動物めいた印象すら与えている。

しかし、それにしても一体何をしているのだろうか。

彼らにとっては表向きの勤務先である宇宙開発公団タワーに程近い小さな公園。植え込みのあたりに向かって蹲る、見慣れた年少の女性部下の後姿をぼんやりと眺めながらそんな事を思う。

彼女が持っているのは、小さな白いビニール袋(多分、ここに来る途中にコンビニにでもよったのだろう)と、それよりも少々大きいサイズのハンドバッグ位で。そんな有り触れた《OLさんの荷物》からまなが一体何故そんなところでぼんやりとしているのかを指し図る事は、火麻には不可能だった。―――っていうか、こいつはなんで朝っぱらからボーッとしてるんだ?

時刻は…まぁ、そろそろ職場に向かわなくては遅刻となってしまうであろう、そんな程度。確かにここは、彼女が出勤に利用していると何かの拍子に漏らしていた路線の駅からならば出勤ルートになる場所のはずだが。

火麻がその姿をじっと見ていることに気付いたのかそうではないのか。まなはふと思い立ったような表情でゆっくりと立ち上がり、それから驚いた調子で二、三度まんまるい目を瞬かせた。

「おはようございます。…めずらしいですね、こんな場所で会うなんて」






今日はここまで。

―――会話文を書くのは苦手なので、取り敢えず明日に回してみる。

「まな」の外見に関する描写は、多分今までのと矛盾してないはずだけど…頑張ろう。





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Last updated  2006.07.24 19:01:27
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