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Burning Red

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魚焼き機

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もっそもりやま@ (  ̄ω ̄)ゞ<ももっ おじゃましまーす。 おもしろくて初めか…
魚焼き機@ ……ツンデレ。 それはもう十分に素敵なツンデレだと思う…
世亜羅@ 私的には・・・ デレ対象は冷や汗を垂らしつつも 「旨い…
2006.09.09
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基本的に私は一度発火用の燃料さえ投下されてしまえば、後は自給自足で―――それこそ自分で自分に燃料を与え続けることか出来る便利というかなんというかな燃え&萌え指向の持ち主だったりするので、一端嵌った場合、かなりしつこく長期間それについて妄想したりなんだり出来るのです。

―――いや、何が言いたいのかと申しますと、結局は同士をほぼまったく見かけないにもかかわらず未だに萌え&燃え続けているスーパーロボット大戦MXのバンプレストオリジナルキャラについての妄想について色々語ってみようと思っているのです。

とはいえ、主な対象であるアルベロ・エスト隊長に関しては以前に原稿用紙20枚↑という長文で思いの丈をあらかた語ってしまったため、今回はそのお相手役…もとい、ライバルでありMXの主人公でもあるヒューゴ・メディオたん関連の妄想について色々うだうだと語ってみたいと思っているわけなのです。



と、いうわけでこれから先の文章はかなり露骨に女性向けなうえに、MXの本編についてのネタバレも豊富に含んでいますんで、そちら方面の免疫の無い方やMX未プレイの方(いや、もう2年?も前のゲームに大してなんで、ネタバレ云々って言っても今更感満載だけど)はご注意ください。



まずヒューゴの萌えポイントといえば、やっぱりあの隊長大好きっぷりにあると思うんです。正体判明以前から機体の動きから操縦者がアルベロであることを疑っていたり、京都で信じたくないと思っていたその疑惑が的中してしまったときなんて、気力は大幅に減退=戦意喪失しかけてるし。

更に言うなら「タイムラグは90秒」の冒頭インターミッションでは、隊長との最後(?)の会話を夢に見るほどのラヴっぷり。(余談だけど私は、あの会話は普通に向き合ってたんじゃなくて、それこそお互いにギュッと抱きしめ合いながら交わしてたんじゃないかと妄想してます。―――だって、雰囲気が全体的に妖しすぎ)

そんな大好きな人との甘い思い出を振り切りながら必死でガルムレイド(orサーベラス)を駆るその健気さ!! 思い出を単なる記憶に変えようと一生懸命に足掻きながら挑みかかるその姿はもうそれだけで萌えるには十分すぎる上に、そこに見え隠れする生きることへの飽くなき執着は燃えの対象としても私的には十分過ぎるんですが!! ですが!!

空気主人公といたるところで語られるほどに本編ストーリーでの影が薄い(笑…えねえ)ヒューゴが、珍しく目立つ…というほどでも無いけど、結構よく喋る「勝利者達の挽歌」&「遥か久遠の彼方」のある二つの科白に垣間見える、悪く言ってしまえば未練に等しい感傷と、それを振り切ってきたことをあわせて考えると見えてくる強さがたまらんのですよ!!

まず一つ目は「勝利者達の挽歌」の「了解した…………隊長」
そして二つ目は「遥か久遠の彼方」の「了解した…! 隊長!」

こうして並べてみると三点リーダ(…)と感嘆符(!)位しか違いの無い二つの科白ですが、この場合に重大なのはその二種類の記号の付き方の違いであるとここに断言させてもらいます。

そもそもこの二つのステージはメディウス・ロクス(=アルベロ隊長)がプレイヤー側のユニットとして操作可能な数少ないステージなのですが、上に挙げたヒューゴの科白は共にその状況下で自分達に助太刀してくれることになったアルベロに対するものなのです。

敵対しているときは極力避けていた「隊長」呼びを復活させている―――それだけでもう個人的にはお腹一杯の感はありますが、ここで注目すべきは微妙に違う科白への力の入れ具合と、その差を生み出した両者の状況なのです。

「勝利者達の挽歌」では、ヒューゴはまだまだアルベロへの疑念を捨て切れていません。何故、自分の敵に回ったのか。なのに何故、今は自分に味方してくれるのか―――そのあたりに疑問があるから、それでも今は敵ではなく味方として自分の側にいてくれるから。だから、三点リーダを4つ(数えた私も暇人だよな…)も使って描写されるような躊躇いがちの口調で「了解した…………隊長」とひっそりと呼んだ。

それに対して「遥か久遠の彼方」での科白は、互いに全ての想いを打ち明け(この表現だとちょっとアレだな…)、少なくともヒューゴ自身はアルベロへの疑念を捨て、信頼を取り戻したであろう状況下で叫ばれた物なのです。それ故に、まだまだ三点リーダは使用されているとはいえ「勝利者達の挽歌」時のそれに比べればやや強めの口調で「了解した…! 隊長!」と、感嘆符を使用してまではっきりと口にしているのです。

信じたいけど信じられないという悲しい状況と、それを打破できた一瞬。その落差、とくに後者においての彼の喜びはいかほどのものだったのか!! それこそ某惣流・アスカ・ラングレー嬢の「そこにいたのね、ママ!!」シーンの歓喜にもよく似た物がそこにあったのではないかと思うのです。(だってほら、この時の相手は奇しくも量産機だし)

大好きな人は、別に自分のことを嫌いになったわけではなかった。
大好きな人は、知らない別人の様に変貌してしまったわけではなく、自分の知っている姿そのままだった。

この後の展開―――AI1&エルデの暴走とその顛末を知っている身としては、このVS量産機戦のあたりが、或いはヒューゴとアルベロにとっては(MX本編中では)一番幸福な瞬間だったんじゃないかなぁ…と、なんとも複雑な心境に駆られるわけなのです。

(個人的にはMXの物語を下敷きにして「IF」の二次創作をするとしたら、この「遥か久遠の彼方」の終盤における「アルベロのエルデ殺し」が成功した…というか、「エルデによるラ・ムーの星奪取」が失敗したという設定で書いてみたい。―――いや単純に、アルベロの「ヒューゴ、今さらお前に許しは請わん。それに、詫びるつもりもない」「お前が俺を許せぬというのなら、この戦いが終わった後でいかようにでもするがいい。だが、今は…」「倒すべき敵を倒し、生きて還る。 全ては…それからだ」、のコンボに萌えまくったってだけですが。―――でも気になるよ、その場合の二人…いや「エルデを殺された」アクアも含めての三人の関係。単純にハッピーエンド…になるわけが無い三人だし。ヒューゴは単純にアルベロの生存を望みそうだけど、アクアがどう考えるかがまったく予想がつかない…どう転んでも違和感が無さそうだ)





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Last updated  2006.09.09 16:38:07
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