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もっそもりやま@ (  ̄ω ̄)ゞ<ももっ おじゃましまーす。 おもしろくて初めか…
魚焼き機@ ……ツンデレ。 それはもう十分に素敵なツンデレだと思う…
世亜羅@ 私的には・・・ デレ対象は冷や汗を垂らしつつも 「旨い…
2006.10.24
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カテゴリ:九龍妖魔學園紀
というわけで『九龍妖魔學園紀 リチャージ』のキャラ別感想です。

ネタバレは極力避けておりますが、割と女性向けな文章の上に、愛があるとはいえ結構ミもフタも無い言い方を多用しておりますので、そういうのはお嫌いな方はどうぞご注意をば。



葉佩九龍

主人公にして「なぞの転校生」。それはもう、名実共に。

製作者が同じであり、当初は「転校生」キャラというポジションを与えられていた『東京魔人学園剣風帖』の主人公が、最終的には《宿星》によってあるべき位置に落ち着いたのに対し、葉佩九龍は最後の最後まできっぱりと「なぞの転校生」であり、異邦人であった…と思います。

異邦人だからこそ、硬直化した学園内に変革をもたらし、長きに渡った忌わしき物語の終焉を迎える事ができた―――選ばれた主人公のお話も大好きですが、こういうただの人間がその分をはみ出ることなく進んでいく物語はもっと好きなので、葉佩九龍という主人公とその物語中での扱いには大満足。

謎過ぎる経歴とか、そもそもなんで銃やら剣やら鞭やらを自在に操れるのか等々、個人的にはオリジナル設定をゴテゴテ付けてSS書きたくなる逸材。

ただ、名前は色んな意味で凄すぎると思う。…偽名なのかな?本名だとしたら親御さんの顔が見たい。





皆守甲太郎

葉佩の親友(進め方次第だけど)にして実は…な、実質このゲームの真のヒロイン。

というよりも、こいつの物語中に果たしてる役割ってさ、凡百のゲームなら女の子が担当する物だと思うんだけど…クリスマスイベントのフラグが異常に厳しいとかさぁ。

でも、もし本当に女の子がこいつの役割を果たそうものなら―――物凄い嫌われキャラになってそうだ。最終話の怒涛の展開といいその顛末といい。その辺の匙加減は脱帽の一言。

ちなみに進め方次第(感情値次第?)では、とあるシーンで《愛》を入力すると「そうだな。俺もお前の事が…」(細部違うカモ)という超弩級の爆弾発言をしてくださいます。いいのか、それ。

カレーライス好きなのは好印象。でも、食堂に行った時はもうちょっと葉佩にも選択権を与えてあげてください。あれじゃ実質カレー1択だよう。





八千穂飛鳥

素直に可愛いこのゲームのヒロイン。

明るくて元気でちょっとお馬鹿…と、定番中の定番設定の持ち主ながら、それらを全て生かした厭味のない可愛らしさは見事。

葉佩だけではなく、同性の白岐ちゃんの事も何くれと無く気にかけているのが描写されてるせいもあって「あぁこの子は本当に誰にでも優しいんだろうなぁ…」と素直に感じられるんで見ていて楽しい。

お子様といってしまえばそれまでだけど、でも「皆と仲良くしたい!」と言う行動原理が素朴ながらも真っ直ぐなんで、共感しやすいし。

ただ物語自体には深い所で関わっていないせいか、後半では影が薄いのが悲しい。仕方ないんだろうけどね、展開上。





白岐幽花

とても一発変換では出ない名前とロングにも程があるって程に長い黒髪、ファッションかと思えば実は…だった首の鎖が特徴的なミステリアスというよりも不吉な言葉を吐きまくる、物語のキーパーソン。

序盤の恐ろしい発言の数々と終盤(特にクリスマス!クリスマス!)の可愛らしさの落差は天下一品で彼女もある意味ツンデレキャラ?

抱えているものの重さが尋常ではない事とか、ひどいことを言ってしまった…と彼女自身が苦悩していた事が明かされてたりとかするんで、2周目以降は序盤の彼女も可愛くて仕方ないんだけどね。

やっちんとはこれからも仲良くしていてほしいな。あの2人は見てて微笑ましいし。




―――今回はここまで。

でもこのゲームのキャラって、殆ど全員変換で苦労する名前のような…小さい頃、困らなかったのかなぁ。





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Last updated  2006.10.24 18:53:06
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