Ｂｕｒｎｉｎｇ　Ｒｅｄ

ふはははははは―――っ！！

本日、なんと！大型スーパーの片隅を申し訳程度に占拠しているちんまい本屋の一角で、個人的探索本第１位であった、キム・ニューマンの『ドラキュラ崩御』（創元推理文庫）を発ー見！！

まさかまさかあんなところで見つかるとは思ってなかったんで、これが笑わずにいられますか―――っ！！！嬉しいなったら嬉しいなっ！！！


そして、その後立ち寄った図書館では、私的好きミステリ作家ランキングＴＯＰ３に入る殊能将之の『キマイラの新しい城』を読了。

詳細感想は明日にでも書くことと思いますが、とりあえず人を食いまくった文章・作風は相変わらずの殊能節だなぁ、とだけ。この人と麻耶雄嵩の作品は、ぜひとも多くの人に読んでいただきたいんだけど、その反面ミステリ慣れしていない人にはオススメできないわけで…ジレンマ。

『黒い仏』なんて某萌え系サイキックアクション（と思っているのは私だけ？）ノベルとか、某荒唐無稽巨大ロボットゲーとかが好きな人が読んでも十分に驚いて楽しめる本だと思うんだけど、でもこれもまたある程度『基本』を読んでないと小ネタに気付けないから、１２０％堪能できないし。それでも十分にいい本なんだけどね。最後の一分の衝撃を誰かと分かち合いたかったり。