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テーマ:機動戦士ガンダム(4162)
カテゴリ:ガンダムシリーズ
ギリはもはや危険物指定を受けるべき人材だと思います。
―――何の事かって? それはもう、勿論《機動戦士クロスボーンガンダム 鋼鉄の7人》に出てくる、ギリ・ガデューカ・アスピスのツンデレ可愛さのことに決まっているじゃないですか!! もうあのツンデレっぷりは犯罪、危険、コンディションレッド。(実力もあるけど)やたらと他人を見下す高慢ちきなむかつくクソガキから、たった三年であんな極上のツンデレにクラスチェンジって、あんたは一体どんな三年間を送ったんだというか、ああもうとにかくギリ可愛い、凄く可愛い、見ているこっちがおかしくなるくらい可愛い。 身長伸びまくって子供から少年~青年風になった上に、パイスーだけじゃなくて、コックコート姿だとか私服姿まで披露してくれるなんてなにこれどんな方面に向けての読者サービス。可愛い、可愛いよギリ。 一度《鋼鉄の7人》ヴァージョンの可愛さに開眼すると、《クロスボーンガンダム》本編時の高慢クソガキヴァージョンも可愛く見えてくる不思議なフィルター。ザビーネの拷問を指揮(?)してるあのシーンすら可愛く見えてきちゃうんだから私も大概だけど、ああでももう《可愛い》としか見れないよ。スパロボとかでの登場時のキャラクターヴォイスはクレしんの風間くんだけど。(あ、ガンダム的にはシーマ様の方か) っていうか初登場、つまりは《死の旋風隊》結成時のあのろくでもない物言いも可愛いよギリ。どうみてもギリとトビアは同い年位なんだから、トビアと同じ年頃の息子がいた、イコールその息子はギリとも大体同年代、つまりギリにとっては父親でもおかしくない年齢の部下であるバーンズ・ガーンズバック大尉に向かって「私の命令にしたがって その命を木星のために使ってもらう いいね!」なんて言い放ってる姿すらもはや愛おしいよ。この時点では心の底から性格が悪いと思うけど!!!! しかも最終的にはそんな見下しまくっていた年上部下に命を救われる(正確には自決を阻止されるんだけど)あたりはもうもうもうもうもう!! こめかみに当てた銃口を力尽くで逸らされて振り返ったギリの驚愕の表情もなんとも言いがたいんだけど、そんなギリに向けたバーンズさんの表情もまた筆舌に尽くしがたいあたりが凄い。 少しだけ真面目に話すと、あのシーンのまさに直前までのギリがバーンズさんを思い切り見下していたのはほぼ間違いないと思うし、バーンズさんの方も、別にギリに対して上司と部下以上の物は全く無かった…どころか、ギリの人間性、特に人を人とも思わない傍若無人っぷりには嫌悪感に近いものすら抱いていたと思うし、それだけにとどまってしまっていたらならば、あんなふうに満身創痍ななかでわざわざギリの自決を阻止しようと動いたかどうか…うーん、個人的にはたとえそうであっても「阻止しただろう」と思いたいけど、実際は…どうかなぁ。バーンズさん自身はかなり情の深い、優しい人であることには疑いの余地が無いんだけどね。 《クロスボーンガンダム》本編においてのギリの出番ってのはこの自決阻止シーンがほぼ最後っていうか、これ以降も一応出てくることは出てきてるんだけど、無言で体育座りをしているだけという、まぁどこぞの碇シンジくん状態だった訳で。トビアとキンケドゥに敗北して、極端なプライドだけに支えられてた自己を一旦突き崩されてしまったギリの姿にも色々読者としては思うことがあるし、そして勿論ギリとそれなりの期間を共に過ごしていたバーンズさんに思う所が一切無かった…とはどう見ても思えないんだよねえ。 んで、無言で膝を抱えていた状態から三年後の《鋼鉄の7人》までの間、完膚なきまでに破壊されてしまったアイデンティティを、ギリがどうやって取り戻したのか…普通の意味でも、アレな意味でも、色々興味深く、かつ萌え所が潜んでそうな気がするというか、すでに頭の悪い妄想がこんこんと湧き出てしまうだけどいったいだうすればよいのでせうかこの腐敗した脳髄を。 しかも《鋼鉄の7人》2巻のあのシーンでは、ギリはツンデレなのかと聞いてきた(これだけでも結構凄いよな)スズキさんに、バーンズさんってば余裕綽々、こいつのツンデレっぷりに関しては良く知ってるんだよ俺、と言わんばかりに「ツンデレ、ツンデレ」なんておっしゃっていやがるし、本当にこの三年に何があったんだお前らー!! あ、でもギリが《死の旋風隊》のもう一人であるローズマリーさんの巡業先の情報を入手してたりするし、なんだかんだいっても腐れ縁で三人連絡を取り合ってたりしたら萌える、凄く凄く萌える。バーンズさんも、一応ギリが住んでいる町とかコックをしていることとかは知っていた辺り、その可能性も無いではないんだよね、実際。 と、いうわけで。 ツンデレ男か高慢ちきでエリートなクソガキライバルが好きで、ガンダムに興味があり、長谷川裕一氏の絵柄に抵抗が無い方ならば、クロスボーンシリーズは無条件にお勧めです。 角川のエースコミックスから《機動戦士クロスボーンガンダム》が全6巻、外伝的短編集である《機動戦士クロスボーンガンダム スカルハート》が全1巻、完結編である《機動戦士クロスボーンガンダム 鋼鉄の7人》が現時点では第2巻まで出ております。 …ちなみに前述のギリ初登場は《クロスボーンガンダム》の第3巻で、自決阻止は同第6巻だったりするんですが、その他の巻にもにも素晴らしい燃え&萌えシーンが満載ですので、購入して損することは無いと思います。…ロリ娘の裸も満載だし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.22 15:58:18
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