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2008.06.23
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カテゴリ:感想(ゲーム)
友人にとあるゲームの主人公について、かなり暑苦しく語ったところ、「そのシナリオ、その扱いでなんで男の子なの……?」とのコメントを頂きました。私も全く同感って言うか、そもそも私の脳内フィルターを通した発言だからこそそう判断したんじゃないかという突っ込みは却下です。



と、いうわけで《雨格子の館》についての垂れ流し感想とその他諸々です。

とりあえずこのゲームは色々斬新過ぎると思います。



見立て殺人を防止できたりとか、自由行動が出来る時間ならばいつでも犯人を指摘できるとか、死者やら出ていない人間やらに対して「犯人はお前だ」と指摘する事ができる事とか、まかり間違って「犯人は僕!!」といってみたりしようもんならば速攻で●●してしまう主人公だとか、初対面の人たち複数に「成人してるの!?」と驚かれまくる21歳男性な主人公とか、明らかに怪しい場所を目前として「怖いから帰ろう」とか言い出す主人公とか、洋画を映画館に見に行こうものならば字幕を読みきれなくてストーリーから落ちこぼれる主人公だとか、状況によっては誰も信用してくれない場面に追い込まれて「諦めて泣く」という選択肢を選んだらマジで泣き出す主人公とか―――つまり、このゲームはっきり言って主人公が思いっきり変です。

ヘタレで、極度の怖がりで、運が無くて、苦いからタバコもダメで、麻雀も弱くて、下戸で、すぐ泣いちゃう。だからそれは一体どこの世界のヒロイン設定なんだってか、この子、ゲーム中での扱いは完全に守られお姫様系ヒロインだよう。まぁ、わたしはこの手の主人公が好物なので美味しく頂きましたが、ね!! 探偵としてはアレって言うか、基本この手の子は探偵助手のポジションなんじゃねーのって気はするんですけど。

とはいえ、こーゆー子だからこそ連続殺人事件が起きている館の中を歩き回っていても怪しまれず、次の犯行を阻止しようと行動する事ができるわけで、和たんの「こ、このヘタレがー!! 貴様、放っといたら何にも出来ない役立たずなんじゃねーのか!!」的な個性はゲーム的にあっているんじゃないかしらんということで、私としては全ておっけー。警戒すらされない、ってそれは結構酷い扱いかもしれないけど!!

―――もう、女の子でいーじゃん、和たん。逆にその方が一部のプレイヤーが感じていた主人公の性格に対するストレスが軽減されただろうし、展開次第ではそれなりに相手が選り取り見取りでエロエロなシーンってこれはPS2じゃ無理という以前にそういうゲームじゃないっての。(貧乳眼鏡っ娘が殺人現場を走り回ってエロエローってPCゲーとかで普通にありそうな気がするけど)

でももし和たんが女の子だった場合にゃ殺人を阻止する為とはいえ、毎日のように別々の男の部屋で一夜を明かすような展開はいくらなんでもマズすぎるんで、やっぱし和たんには男の子であってもらわなくては!!




……
………
…………えー、今読み返してみましたところ、私、どえらいテンションで主人公に関してしか語ってませんね今日の日記。間違ってもゲームの感想じゃねえよ、これ。



まぁ、軌道修正したしまして。

このゲーム、犯人当てにのみ焦点を当てた場合、難易度はかなり低いんじゃないかと思います。……下手をすると、(作中人物的には)第一の殺人が起きる前に犯人の目星が付くしな。あのシーンの和たんの発言は露骨過ぎると個人的に思ったぞ。その記憶がプレイヤーにあって二周目を始めた場合は更に露骨。

とはいえ、このゲームの本質は犯人を当てる事ではなくて、前述した《見立て殺人》の阻止であり、犯行動機の解明であったりするんじゃないかと。

《見立て殺人》ってだけで胸キュンなのに、犯人の先回りをしてそれを防げるってのは、これはもうたまらない着眼点であると思うわけなのです。見立て殺人ー、連続殺人である事が保障される(嫌な保障だ)素敵なトリックー、というか逆にー何人か殺された後じゃないと説得力がないせいか、普通判明するのが物語の最終番だったりして、もう殺されるやつ残ってねえよ!! と突っ込んでしまう事のある素敵ギミックー。

犯行動機そのものに関しましては……まぁ、2時間ドラマチックだよねというか、下手をすれば単純といわれるかもなーって雰囲気なんですけど、それを突き止めるまでの過程が本当に面白い! とあるスキャンダルを起点に浮かび上がってくる、一人の少女の挫折とそれにまつわる諸々。誰か一人の口から一気に語られるのではなく、それぞれがそれぞれの立場で見ている事象とそれに対する思い。こういう演出は大好き。





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Last updated  2008.06.23 17:45:32
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