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カテゴリ:日常の出来ごと
気象庁の「生物季節観測」 ツバメ返し チッチッ、チッチッ、チッチッ。囀りに気づき見上げると、ツバメが2羽素早く、勢いよく飛び回っている、まさに「つばめ返し」 今年もツバメが戻ってきた。間もなく子育てがはじまる。 新型コロナウイルスの感染拓大で世界中が縮こまっているとはいえ、季節の移ろいをしばし実感させられる。ツバメは台湾やフイリッピンなどで冬を越し、春になると日本へ飛来する。初見日は、桜前線に 合わせるかのように九州から北上し京滋では例年3月下旬から4月にかけてという。四季折々の野鳥や昆虫、草花などを調べる気象庁の「生物季節観測」が業務見直しで今年から大幅に削減された。天候などに応じた動植物の営みを人間の目や耳で確かめてきたが、桜や梅の開花といった一部を残し動物観測は全廃。ツバメ初見もその一つだった。だが生物観測は日本人の季節感環境庁と連携し廃止予定だった動物の初鳴きなどの 調査を試行的に再開した 70年を近い観測の歩みが途切れる事態はひとまず避けられた。今後は市民から寄せられた観測情報の活用も目指すそうだ。気候変動が懸念される中、最新機器でも観測し難い自然界の異変察知に生かしたい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.04.18 17:56:05
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