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カテゴリ:その他
緊急事態宣言発令初日の日曜日。通りかかった自宅近くの中学校のグランドに生徒の姿はなく、いつも聞こえる吹奏楽部のトランペットの音も耳にしなかった
新型コロナウイルス感染拡大で、京都府内の学校では部活動が制限されていた。新学期に入り、部活動を頑張りたいと思っていた子供たちが多かったに違いない 本当に気の毒だが、一方で内心はホッしている先生たちもいるのではないか 教員の長時間労働の一因に、部活動の指導が挙げられる。平日の練習に加え、土日も対外試合になどに付担って添い、大きな負担になっているという。国の審議会で先日、部活動の指導を学校から知域へ全面的に移行されることが提案された。地域の人が担うことで教員の負担を軽減し授業や生徒指導などに専念できる環境整えるためだという。だが人口の少ない地方では指導ができる人材を確保するのは難しい。自治体関係者からは、けがや事故時の責任の所在や指導者への報酬負担などについて、懸念の声も聞かれる 地域への全面移行は簡単ではなさそうだ。先生たちの中には、部活動の指導がしたく教員を目指した人もいるだろう。あり方を見直すにあたっては、子供にとっても先生にも「やってよかった」といえる部活動にしてほしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.22 08:38:16
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