カテゴリ:どうしても分からないこと
日本経済新聞は名前とは裏腹に科学・文化欄の紙面も充実しています。毎週日曜日のお楽しみ「サイエンス」欄、「川のカレイ生存の謎解明」という見出しが目にとまりました。 東京海洋大学の吉崎悟朗教授らは川に生息するカレイが、海から川へ進出できた仕組みを解明したという記事ですが。 ・・・はて?「カレイ」とは「左ヒラメに右カレイ」のあのカレイのことか?カレイが川にも生息しているって初耳です。 記事を読み進めると、「海の魚が生きていくことに欠かせないドコサヘキサエン酸(DHA)を自ら合成するすべを身につけていた」とあります。 ・・・はて?「DHA」って、抗酸化作用があって頭の老化を防止するっていうあれでしょ。私もそのサプリメント欠かさず飲んでいます。(苦笑! 私だけではなく、海の魚も生きていくにはDHAが欠かせないとは、これもまた初耳です。 海にはDHAを含むエサが多いが、川にはほぼゼロという記述も驚きですね。青身の魚に限らず魚類ならDHAはなにがしかあるものと思っていました。 その淡水に生息するカレイには、自らの体内でDHAを合成できる遺伝子があることを突き止めたという研究ですが・・・。 ここでにわか生物学者( ← 私のことです。・・・笑!)は、どうしてもわからぬ疑問に首を傾げざるを得ません。 その淡水に生息するカレイがDHAを必要というのなら、淡水魚を代表するフナやコイだってDHAは必要のはず。川にはDHAを含むエサがほぼないというのだから、フナやコイは何からDHAを摂るのだろう。やはり自らの体内でDHAを作り出しているのだろうか? フナやコイを食べてDHAを摂りましょうという話は聞きませんから、はやり淡水魚にはDHAは多く含まれていないのだろうか。あるいは淡水に生息する魚はDHAを必要としないのか? そうであるなら、川を生息域に選んだカレイもDHAを必要とすることもなかったのではないかと。 まあ、DHAを必要としない魚があったにせよ、なかったにせよ、どうも私にはDHAが欠かせないのは間違いないようですけれど。・・・ボケたくないものですな。(爆笑! にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月29日 11時50分04秒
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