カテゴリ:ひとり言
ロシアが隣国ウクライナに軍事侵攻をしかけてより、すでに1か月経過しました。ロシアのプーチン大統領は1週間もかからぬうちに首都キエフ(「キーウ」とウクライナ語読みすることになったということですが、あえて従来通りロシア語読みにしました)を落とし、全土を簡単に掌握できると考えていた節がうかがえるとも報道されています。もしそうだとすれば恐ろしい指導者もいたものだと言わざるを得ません。 一日も早くウクライナ全土が解放されることを祈るものです。さて東ヨーロッパの平野で繰り広げられている痛ましい争いもさることながら、私にはもう一つ気になることがあります。地上のはるか上空を周回するISS(国際宇宙ステーション)。今現在何人の乗組員がISSに滞在しているか、ご存じでしょうか? 「How Many People Are In Space Right Now ?」を見ると、10人のクルーがISSに滞在していることがわかります。 その内訳はアメリカ人4人、ロシア人2人、中国人3人、ドイツ人1人となりますが、私は2人のロシア人に注目しました。 一人はアントン・シュカプレロフ(Anton Shkaplerov)、もう一人はピョードル・ドゥブロフ(Pyotr Dubrov)。お二人とも宇宙飛行士と紹介されています。シュカプレロフさんは一人「Commander」と名簿の先頭に書かれていますから、ISSの船長も兼務しておられるのではないでしょうか。この二人のロシア人の出身地を見て驚きました。 ドゥブロフさんは、極東のハバロフスク出身。シュカプレロフさんは、セバストポリの出身と書かれております。セバストポリを調べてみたら、これが黒海に面したクリミア半島最大の都市。ロケーションからしても戦略的重要な港湾都市と紹介されています。 えっ、・・・クリミアってほんの少し前までウクライナが有していた土地。ピョードル・ドゥブロフさんは、ウクライナ人ということになります。 地上から見れば顔を突き合わせるくらいに狭いISSで、このロシア人とウクライナ人はいかなる思いを抱きながら、任務を遂行しているのだろう? 4人のアメリカ人、3人の中国人、そして同じヨーロッパのドイツ人1人。この人数のバランスも微妙ですよね。 アントン・シュカプレロフさんとピョードル・ドゥブロフさんが、任務を完遂されて無事地球に帰還されること祈っています。 にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月01日 11時50分04秒
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