カテゴリ:ひとり言
今手にしている本。島崎 晋 著「ざんねんな日本史」。 学校の授業はもちろん、小説やドラマでも描かれることのない「ざんねんな」歴史の真実とあります。誰もが知っている歴史上のヒーローがこんなだったら、なるほど「ざんねん」に違いありませんね。
書かれている項目を見ていくと、なるほど残念。 柳生十兵衛は隻眼ではなかった。 一休さんは酒好き女好きの生臭坊主。 鬼平はインサイダー取引に手を染めた。 巌流島の決闘は一対一ではなかった。 鼠小僧は貧乏人に小判を恵んでいなかった 大石内蔵助は心底遊興生活を楽しんでいた。 西郷は陰嚢が肥大して歩けなくなった 秀吉は賭け碁に負け伊達政宗に側室を譲った。 源頼朝は北条政子に頭の上がらぬ恐妻家。 種子島の鉄砲伝来は中国船だった。 「板垣死すとも、自由は死せず」は創作? 野口英世は渡米費用を芸者遊びで散財 あの柳生十兵衛が隻眼でなかったなんて、そんな十兵衛が出て来る時代劇、面白みが半減します。松方弘樹だって、千葉真一だって隻眼で剣を振るうからカッコ良いんですよね。 「鬼平」と聞くだけで悪人盗賊が震え上がったというあの火付け盗賊改め方首領、長谷川平蔵が銭相場でしこたま儲けていたって知ったら、捕らえられた盗賊はさぞ嘆いたに違いありません。盗みなどせず、俺も相場に手を出すんだったと。 宮本武蔵は巌流島に一人遅れてやって来たのではなかったのか?小次郎より先に数人の弟子を巌流島に渡らせておいたなんてズルイ。 せご(西郷)どんは、太っていたらしいということは知っていましたが、あそこも腫れ上がって大きかったとは。田原坂の敗因が大将の股ずれにあったとは、NHKも脚本出来ますまい。 今話題の頼朝。NHKの大河ドラマ、大泉洋の好演が光っています。政子が頼朝の妾・亀の屋敷を焼き払ったというのは、史実らしいですね。・・・恐ろしか女子ばい。ってなぜか博多弁になってしまいました。(笑! 学校の授業はもちろん、小説やドラマでも描かれることのない「ざんねんな」歴史の真実。肩肘張らず手軽に読めて、オモシロイ。お奨めの一冊です。 にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月13日 12時23分30秒
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