カテゴリ:ひとり言
もし自分の年齢を知らなかったら、今の自分を何歳だと思うかね? 59歳までプレーしたという伝説の黒人投手サチェル・ペイジの言葉だそうです。 「人間五十年、 下天の内をくらぶれば・・・」と、幸若舞を舞って散った信長の享年が、まさしく49歳であったごとく、当時の日本では人の一生は50歳、10年生きながらえて60歳までいられようものなら恩の字というのが一般的でしたね。 現代に戻って、男性の平均寿命は80歳といいますが、私的には人の一生70年、10年生きながらえて80歳まで健康でいられようものなら恩の字という感覚です。 信長の時代と現代の節目の年齢を除算してみると、50÷70=0.71 60÷80=0.75 となりますね。 そこで冒頭の問いに戻りますが、実年齢×0.75 で答えられた人は、健康で気力も充実していると言っていいかもしれません。 60歳なら45歳、50歳なら38歳、40歳なら30歳・・・というように。 一般に生物は、自分が受け継いだ遺伝子を子孫に残すという作業を終えると、一生を閉じてしまうと言われています。魚類でいえばサケしかり、昆虫の世界ではカマキリのオスに代表されるように、その作業中にメスに食われて死んでしまうという種まであります。 しかしその中にあってヒトは、子どもを産みその子を一人前に育てたあとも20年、30年と生きながらえる極めて珍しい種といえるのではないか。まさしくこれを「余生」というのでしょう。 健康で気力も充実しているから、65歳まで働いて定年だ、いや俺は70歳まで働くなどと言う人は幸せですね。・・・いや、待てよ。実年齢は87歳(65÷0.75=87)、93歳(70÷0.75=93)ということになりますぞ。(笑! ヒト科・ヒト属に与えられた「余生」をどのように過ごすか。人それぞれに違いありませんが、私の場合は、まあ、健康に注意してせいぜい仕事に励みたいものだと言っておきましょう。(苦笑! にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月21日 11時50分05秒
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