カテゴリ:ひとり言
岡山大学の先生がこのような研究結果を報告しています。 一番よく歩いたオスメス各10匹(L群)と、一番歩かなかったオスメス各10匹(S群)を選抜して、世代交代を24世代繰り返したら、その昆虫はどうなっているか? ウエブトピックスより、 たくさん歩くメスは損をする 岡山大、昆虫を使って研究 研究の対象としたのは、コクヌストモドキという体長4ミリ程度の昆虫。約1か月半で世代交代をすることから、交配を重ねる研究に使用されるのだとか。 24世代も経つと、L群は30分に平均2337・7ミリ歩き、これに対してS群は平均204・8ミリしか歩かないという結果になったというから驚くではありませんか。 メスに限っていえば、L群・S群には卵の数こそ差がなかったが、大きさについては明らかにL群が小さかった。さらにL群はエサがない環境に置かれたときの寿命も短く、飢えに弱いことも判明したというのです。 ・・・確かにたくさん歩くメスは損をするな。(笑! じゃあ、オスはどうなんだというと、より歩かないオスのほうがメスをめぐる競争に勝つという研究報告が、同じ岡山大学の研究者によってなされています。 しかも、よく歩くオスに比べ、歩かないオスは脚の長さが長く進化するという結果が得られたというのですから、生殖に有利なばかりか、体形もスマートになれるというのなら、オスたるもの日長一日だらだらと過ごすに越したことはない。 昆虫の世界でも「急いてはことを仕損じる」、「果報は寝て待て」ということですかね。ヒトに直接当てはまるものではないという断り書きがあるのが残念ではありますが。(笑! とはいうものの、ヒトが30歳で子供をなし、その子供がやはり30歳で子をもうけたというように考えていくと、24世代というのは、720年ということになります。 私は祖父のことまでは覚えていますが、720年前のご先祖様となると、1300年ということになりますから、鎌倉時代後期ということになりますね。いったいどのような人間だったのか想像もつきません。もしかしたら、大河ドラマの"鎌倉殿の13人"の御家人の末裔だったりして・・・。 それよりこれから先の未来のこと。私の遺伝子が子から孫へ、さらにその子から孫へと途切れずに720年受け継がれていったとしたら、そこにはどんなヒトが生を育んでいるのだろうか? はたして、コクヌストモドキのように偏りがみられるということがあるのでしょうか? 足がすらりと長くて、モテモテで子だくさんの男がいるかもしれませんね。(笑! ところでこの研究報告とは全く無関係ですが、どう考えても「コクヌストモドキ」って「穀盗人擬き」と書くのでしょう。可哀そうな名前だな。(爆笑! にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月30日 11時50分05秒
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