カテゴリ:ひとり言
日本に漢字が伝わったのは今から1500年前とも1600年前とも言われていますが、いずれにしても漢字の伝来がわが国のその後の発展に大きく寄与したのは誰もが認めるところでしょう。そのインパクトの大きさは、現代にたとえるならば現代人がコンピュータを手にしたことに等しいと言えるかもしれません。 ご存知のように漢字は表意文字ですが、それをそのまま使うことをせず、読みに音と訓を持たせ、さらに漢字からひらかなとカタカナを生み出したのは日本人ならでは知恵。コンピュータの力を遺憾なく発揮させるソフトを開発したようなものとたとえてもいいでしょう。 ただ漢字の音と訓の使い分けは、長い歴史の中でより漢字の懐を奥深くしてしまったのはどうしても否めないようです。時として利用者である我々を戸惑わせることしばしばです。 「木葉下町」、貴方はこの町名を正しく読めますか? ウエブトピックスより、難易度全国レベル 水戸市木葉下町 誰でも見た瞬間に、これは町名であることが最後の一文字から直ぐにわかりますが、その前の三文字をどう読んだらいいのかまったくわからない。 「きのはした」「このはもと」、まさか「もくようげ」ということはないだろう? 正解は「あぼっけ」と読むのだそうです。まったく「あ(ぼ)っ気」にとられてしまいますね。そこに住む人にしか正確には読めないでしょう。 日本全国には、それぞれの地方にある伝説や特徴ある地形、気候などが影響したとみられる、その土地の人にしか正しく読めないだろうという独特の読みの町名が数多くありますね。 そこで、わが故郷富山県とお隣石川県の北陸線沿線の駅名から2問出題します。いずれも「動」という文字が使われていますが、これをどう読むかがポイントです。「木葉下(あぼっけ)」級の難問ですぞ。 北陸新幹線が金沢まで開通して、富山県下の旧北陸線は"とやまあいの風鉄道"と名前を変えましたが、第一問は富山県西部石川県境に位置する小矢部市にある「石動駅」。第二問は金沢で新幹線を降り、北陸線に乗り換え西へ少し。加賀市にある「動橋駅」。 さてどうですかな?・・・読めますかな? 正解は本ブログの一番下に書いてありますから、ご参照ください。 にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル 正解 第一問「いするぎ駅」、第二問「いぶりばし駅」 「動」がどうして「いぶり」と読めるのか、そんな読み学校で習いました?(笑! 「石動(いするぎ)」にいたっては、「動」が「するぎ」なのか「るぎ」なのか、はたまた「ぎ」なのかさえワカリマセン!(笑! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月06日 11時54分07秒
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