カテゴリ:ひとり言
アダムとイブの時代より、神が創造したという人間は男と女に決まっていたものでしたが、最近ではそうと決まったものでもなさそうです。つまり男のようで女であったり、その逆であったりという、いわゆる第三の性が存在するということは、私でも知っていますが・・・。 ウエブトピックスより、北海道立病院、問診票の性別欄撤廃へ 北海道は9日、道内に5カ所ある道立病院の全診療科で、受診時の問診票から性別を問う項目を撤廃する方針を明らかにしたというニュース。 性的マイノリティーの患者から「(問診票の性別欄で)どう答えていいかわからない」との声に配慮したものと報じられています。 私は医者でありませんから、当然のことながら専門的な医学の知識はありませんが、治療を受けたいという者の年齢や性別は、診療する側にとってまず押さえておかなければならない事項であることぐらい理解できます。 個人的なことながら、私は先だって地域の中核病院で診療を受けたのでしたが、受診に先立ってやはり問診票の提出を求められました。問診票には、まず生年月日と性別を記入する欄が一番に書かれていましたね。 「性別をどう答えていいかわからない」という人は、ご自分の性別について肉体と精神が乖離していることを申告するのが苦痛だと主張しておられるのだろうと想像しますが、問診票に書かなくてよいにしても、診察を受ける際には医者に明らかにしなければ正確な治療の妨げになろうと、私などは思ってしまいますが。 一方アメリカに目を転ずると、交流サイト大手のフェイスブックでは、ユーザープロフィルの性別欄には、男性、女性以外に50あまりも選択肢が用意されているというではありませんか。 何よりも個人の人権を大切に考えるアメリカ社会では、数は少ないとはいえさまざまな人格を持つ人への手厚い配慮が尊重されているということでしょう。 しかし、男性、女性のほかに50種類にものぼる選択肢の中から自分に合うものを選ぶって、これははたして親切と言えるだろうか? そもそも例としてあげてあった選択肢からして、私などは理解不能です。 「トランスジェンダー」「シスジェンダー」「インターセックス」「どちらでもない」・・・、まあ「どちらでもない」は言葉としては理解できますが(男でもない女でもないって、どんな精神と体の作りなのかはわからないままですけれど・・・)、トランスだとかシスだとかインターセックスとなると、その間にどのような違いがあるのかわかりかねます。 私は、先にあげた病院の問診票に何のためらいもなく「男性」と表記できたことを素直にうれしく思います。 にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月11日 11時50分06秒
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