「シロサイとクロサイ」に「キツネとタヌキ」
昨日のテレビのドキュメンタリー番組よりの受け売り。アフリカ各地のサバンナに住む野生動物の生態を紹介していました。私が注目したのは、サイ。サイには代表的な種類としてシロサイとクロサイがいること、皆さんご存じですよね。「シロ」「クロ」というのですから、私はてっきり皮膚の色の白黒によって分類しているのだと思っていたのでしたが、番組に出ていた動物学者が、シロサイもクロサイも別段皮膚の色に大きな違いは見られないと言っていたので少々驚きました。ではどうしてシロ・クロと呼ぶようになったかというと、これが俄かには信じがたい説明でした。シロサイは顔の口元がヨコに広がっているので、口元がワイド(WIDE)なサイといったのが、ホワイト(WHITE)に訛って伝わり白になったというのです。でもう一方の口元が狭いサイ。片方が白ならこっちの方は黒だろうというので、シロサイとクロサイに落ち着いたとのこと。ですからシロクロの違いは皮膚の色ではなくて、口元の幅が広く横長に見えるか、狭く縦長に見えるかの違いだということでした。突然ですが、話はアフリカのサバンナから、日本の独り身のさみしい夕食の場に移ります。商売敵の宣伝になるので少々悔しいのですが、武田鉄矢が「赤いキツネと緑のタヌキ♪」と紹介する即席のカップ麺。うどんに甘っからく煮た稲荷揚げが入ったのが「キツネうどん」。そばに天かす(揚げ玉)が入ると「タヌキそば」。関西では「ケツネ」と一言いえば「キツネうどん」が出てきますし、「タヌキ」といえば、なぜか天かす(揚げ玉)が入ったうどんではなく稲荷の入ったそばが出てきます。稲荷揚げが入っているから「キツネ」というのは誰にでもわかりやすいですね。では「タヌキ」はどこから出て来るのか?かねてからの私の疑問でした。「穴から出て来る」では答えになりませんよ。(笑!そこで昨日のアフリカのサバンナのシロサイとクロサイの命名の由来。はたと膝を打ちましたね。初めにシロサイありきのように、最初に「キツネうどん」が食べられた。おそらく「天ぷらうどん」というのも同時期にあったのに違いない。天ぷらを揚げれば天かすが出る。天かすをそばに入れて食べてみると、これがうまいではないか。はて、このそばを何と呼んだらいいだろうということになった。そこは大阪人のノリ。「ケツネがあるのやさかい、タヌキがおってもええやないか」で、「タヌキそば」になったのとちゃうやろか?・・・って、なぜか関西弁になってしまいました。(笑!キツネとタヌキ、シロサイとクロサイ。意外な共通点があるものですな。(爆笑!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル