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カテゴリ:読書
15年前の殺人事件。まもなく時効を迎える。 僕はその容疑者と不倫の恋に堕ちた――。 渡部の働く会社に、派遣社員の仲西秋葉がやって来たのは、 去年のお盆休み明けだった。 僕の目には若く見えたが、彼女は31歳だった。 その後、僕らの距離は急速に縮まり、 ついに越えてはならない境界線を越えてしまう。 しかし、秋葉の家庭は複雑な事情を抱えていた。 両親は離婚し、母親は自殺。彼女の横浜の実家では、 15年前、父の愛人が殺されるという事件まで起こっていた。 殺人現場に倒れていた秋葉は真犯人の容疑をかけられながらも、 沈黙を貫いてきた。 犯罪者かもしれない女性と不倫の恋に堕ちた渡部の心境は揺れ動く。 果たして秋葉は罪を犯したのか。 まもなく、事件は時効を迎えようとしていた…。 web KADOKAWA より転載 http://www.kadokawa.co.jp/sp/200706-06/ 「不倫」とゆう、甘い響きに惹かれる、世の男性諸君 是非とも、ご一読して頂きたい、お勧めの一冊です! 特に、平凡だけれど..それなりに幸せを感じてる男性 結婚して、奥さんは妻とゆうよりは..子供のお母さんになり 子供が生活の中心となって、その話題だけで繋がる夫婦。 自由とゆう素晴らしいものを、捨ててまで手にした家庭が 退屈で、何の刺激も無い代わりに、何のリスクも無い生活 40歳を目前として、恋愛の対象からも、外される疎外感 何の刺激も無く、ルーティンワークを繰り返す安定した生活 そんな..諦めきった生活に、ドップリと肩まで浸かってる時に 自分に恋してくれる、美しい女性が現れたら..どうしますか? もう一度..男として、勝負したくなるのが当然ですよね? (私..何か? 間違った事を言ってるでしょうか?w) 主人公も、トキメキを取り戻そうと、凄く頑張ります! 彼女を手に入れてからは、それは..もう、夢の世界です♪ アンモラルゆえに、感じる事の出来る緊張感と快楽! 奥さんと、子供を裏切っている背徳と、暗い炎の喜び! まぁ..東野圭吾が、これほどまでに「不倫」に詳しいのか? そう、驚かされる位に 本当は..経験者なんじゃね? って..疑惑が沸いて来る位に、その描写は秀逸なのですよ! (まぁ..私は、経験が無いので 想像だけで言ってますがw) 主人公の家庭を、壊さないように、気遣いしてくれていた彼女が 主人公の、ある言葉から変貌し始めます..自業自得なのですが.. 「これからは、あなたは、私のものだから..遠慮はしない!」 それまで、抑えられていた彼女のエゴが、顔を出し始めた時に.. 主人公に、不倫の代償が突き付けられる事になります!(恐いです そして..時効が成立した 『夜明けの街で』 何かが? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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