|
カテゴリ:読書
黒 塚 (KUROZUKA) 夢枕 獏 十二世紀末。鎌倉に追われる九郎坊と大和坊は、 奥州の山中で妖麗な女が独居する藁屋に一夜の宿を請う。 黒蜜と名乗る女は奥の間を覗かぬことを条件に逗留を許す。 十九世紀、奥州山中の荒屋に宿を請うた男は、 生首となって生きる九郎坊を奥の間に見る。 さらに時代は流れ… 九郎坊は高層ビルから廃墟と化した都市を見下ろしていた。 永遠の命を生きる異形の者の、時空を超えて展開する愛憎と闘い。 Amazoon 内容(「BOOK」データベースより) どの年齢までが..『安達が原』と聞いて 人喰い鬼婆を、思い浮かべる事が、出来るのでしょうね? さらーに!! 本編が始まる前に.. 視よ、群衆あらはれ、 十二人の一人なるユダ先だち来り、 イエスに接吻(くちつけ)せんと近寄りたれば、 イエス言い給ふ 『ユダ、なんぢは接吻をもて人の子を売るか』 ルカ伝福音書第二二章 まったくもって..安達が原の人喰い婆ぁ!と 主なるイエスキリストを、裏切ったユダは結びつきませんが.. SF作家ってか..ファンタジーの御大 夢枕獏に掛れば.. 何世代もの時空を超えた、ラブストーリーに変化するのです! 私と、夢枕獏との付き合いは..今を遡る事27年も前に 1984年 サイコダイバー・シリーズ「魔獣狩り」シリーズの第一作 『魔獣狩り(淫楽編)』を祥伝社から刊行。 一躍ベストセラー作家となる。 この儲けで豪邸を建てたため、「淫楽御殿」と呼ばれる。 wikiより転載 この『魔獣狩り』シリーズは、未だに完結していなくて 1年に1冊のペースで、新刊が出され続けているのです♪ いつもなら..グイグイと読者を惹きつけながら.. 畳み掛ける、物語のテンポで飽きさせない夢枕作品ですが.. 今回の黒 塚 (KUROZUKA)は、同じようなリフレインが有り 夢枕 獏 大好きな私でも、少々..読みにくかったですが(^^ゞ 物語が、核心に迫ってからは..一気に読み終えました! 勿論..謎の人物『赤帝』の正体も、動機も分っていましたw 今日の..セブン/イレブン 戦利品 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|