sakのひとりごと

いよいよ新学期も本格的に始まって、仕事へ出ても子供の数が目に見えて減りました。
と言っても、各地で学級閉鎖や学年閉鎖が起きているようで、友達の子も自宅待機状態だと言っていました。
周りでもチラホラ新型インフルの話を聞くようになりましたが、呼吸器系疾患とまで言わなくても、喉の弱い私としては用心に用心を重ねて除菌用のハンドジェルやマスクやうがい用のプロポリスを常に持ち歩いています。
罹った本人が苦しいのは勿論のこと、他人にうつしてしまうものだから気をつけないと。
なんて思って、事務所でもスタッフと色々対策を考えていました。
職業柄、沢山の人と会うし、移動もするし。
なので、4月以降我が社では、外出時はマスク着用で、帰社したらすぐにうがいと手の除菌を徹底しました。
それから、ウチの事務所に来た方にも。
一般住宅の打ち合わせの時は小さなお子さんの同伴をご遠慮いただいたり、電話やメールやFAXで出来ることは極力済ませるようにしています。


話は今日のタイトルへ。
今さっき、スタッフと食事をして帰ってきました。
私は基本的に、ファミレスに行きません。
ダーリンや友達と一緒の時も仕事のちょっとした休憩や打ち合わせの時も。
一部の方には不興を買ってしまうかも知れませんが、理由はうるさいから。
ですが、たまたま今日の仕事場の近くに他にお店が無かったので、食事しながら少し仕事の話をすることに。
入ると、小さなお子さんを連れた6人くらいのグループが近くにいたのですが、お店に入った時点で既にママさん達の会話の音量が凄いことに（＾＾；）
で、それ以上に凄いのが一緒に連れてきているお子さん達。
ソファの後ろの窓によじ登るわ、熱いお料理を運ぶ店員さんがいようと、お茶を持つ他のお客さんがいようとお構いなしに駆け回るわ。
おまけに出てきた食事にその子の嫌いな物が入っていたらしく、大暴れ。
あまりに酷かったので、店員さんにお願いして注意してもらったら、その中の一人からビックリするセリフが返ってきました。
多分、私がお願いしたのが分かったのでしょう。
こちらを向くなり「ここはファミレスなんだから、子供が騒いだっていいでしょう？」と。
思わず、あいた口が塞がらなくなりそうになりましたが、普段は物腰が柔らかく温和で有名でも（笑）売られた喧嘩は買う私は、そのテーブルに出向いて落ち着いた口調で猛抗議してしまいました（＾＾；）


私個人としては、子供やママが色んな場所へ行くのはとてもいいことだと思っています。
小さいうちに色んな物や人に出会って刺激を受けて育つ情緒や感覚って沢山あると思うし。
レストランへ連れて行くのも、博物館へ連れて行くのも、映画を見せるのも大賛成。
だけど、それは子供のうちからTPOを身に付ける上で必要だと思っているだけです。
例えば、こういう場所へ行く時にはおしゃれするとか、静かに座っていなくちゃいけないとか、ゲームをしちゃいけないとか、走っちゃいけないとか、そういう世間との付き合い方を知る時間なんだと思うんです。
ファミレスにしてもそうで、値段の問題ではなく、外食すると言うシチュエーションを体験することが子供にとっても、子供を連れて食事へ行く親にも勉強になるんじゃないかと。

子供の頃、私や弟の食事の作法が悪いと母から手を叩かれました。
「そんなに行儀の悪い人は、お食事しなくて結構。私にも農家の方にも失礼よ。お部屋へ行きなさい。」と叱られたし、家は父の好みで食事のメニューが構成されていたので、好き嫌いを言うと「出された食べ物に文句を付けるなんて、100年早いわよ。パパがお仕事してきて下さるから食事が出来るのよ。パパが食べたい物が並ぶのは当たり前でしょう？」と言われました。
その頃は、うちのママって怖い！と思っていましたが、社会人になって、目上の方と食事に行ったりお話しするたびに母のありがた味を痛感しています。

ちょっとキツイ物言いかもしれませんが、世間ではよく、子供を連れている女性に対して世間が冷たいとか言う話を聞きますが、思いやり云々の話は別として、例えば↑の様な人に暖かい目線を向けようとは、少なくとも私は思えません。
子供は社会全体で育んでいくものだと思っているので、他人の助力を求めることだって全然構わないと思います。
でも、その為には必要最低限の躾をしてから外へ連れ出して、例えば他所の人に自分の子が叱られても（理不尽なことは別）自分を否定されたなんて思わずにその子へのアドバイスなんだと思えるといいんじゃないかなぁと。

なんだか随分と説教臭い日記になってしまいましたが、これを読まれた方はどう感じたか教えて下さると嬉しいです。