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こんにちは、さくさく堂です。
カテゴリ:話し言葉のこと
わかりやすい話、聞きやすい話というのは、話し方のテクニックがあります。
「聞き手がどういう話になるか察知できる言葉を、早めに言うこと」です。 そして、あとでもう一度言うともっとわかりやすい。例えばこんな言い方。 ---------------------------------------------------------------------------------- それでね、話すときに大事だなと思うことがあるんですけれど、 それは先にこれから何を話すかというのを話して、聞き手に「これからどういうふうに 話が展開するのか」ということを予測させておいて、それから最後にもう一度重ねて 同じことを言うというのが、話すときに大事なことだと思うんです。 決して、原稿をそのまま読めばわかりやすいかというと、決してそうではないんです。 ---------------------------------------------------------------------------------- 機知に富んだ楽しいお話を起こしました。 その方の話し方は、最初から最後まで全部これ方式でした。 このまま原稿にすると今ここに書いた文章だけでも、言語感覚の高い人なら 「ん? なんか文法がおかしい」と引っ掛かってしまいます。 書き言葉にするには修正が必要。 でもそれだけでなく、くどいというか、厭味ったらしい印象を与えます。 話し言葉をそのままそっくり書き言葉にしているのに、 「楽しいお話をされる朗らかな方」から「ぐいぐい迫ってくる強気な人」 というキャラクターの変化が起こる。 そのまま書かないほうが正しく伝えられることもある。 もう少し追究したいテーマです。 人前で話す人は、これの仕組みを逆に使うといいと思うんですよね。 原稿をこれ方式で書くんです。 原稿を使わずに話すときも、頭の中で考えて、わりと簡単にできますよ。 私も、余裕があるときはやっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月15日 11時30分00秒
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