研修でした
実は、昨日今日はアルバイト先の研修でした。 今やっているアルバイトは障害のある方のヘルパーです。 今は障害のある方と一緒にお出かけする程度なんですが・・・。 さて、そして昨日・今日の研修では、主に医療機器をつけて生活している障害のある方の 支援に対するなんとなくの研修でした(なんとなく、というのは、基礎の基礎の知識を学ぶからです) 支援の仕方は人それぞれのようですから・・・。 ざんげします。 私は社会福祉学科であるにも関わらず、実は介護からずっと逃げてきました。 排泄介助って怖いし、体力いりそうだし、本当に福祉の世界で言われている 汚い・きつい・危険という3Kですね。その世界にいるようなして・・・。 そういった思いを払拭したいという気持ちもあり、今のバイトを始めたんです。 そして実習。 知識の面では今まで習ったことと一緒の部分が多く、物足りない部分も正直ありました。 しかし、今日は実習で「障害でヘルパーを利用している人の気持ちになろう」ということでいくつか実習です。 言語障害で喋れない役・・・ヘルパー役の人が色々話しかけてくれて、自分には答えたいことがあっても、Yes,Noという首を動かすだけでしか対応できない。すごくもどかしかった。 これが1番印象に残っていることだけど。 食事介助・・・自分の食べたいものが食べれない。もっと要望があっても頼めない。 着替え介助・・・着せてもらうって難しい。服がねじれてても、何もいえない。 すごぉぉく苦しくてもどかしかった。 車椅子で外に出ました。少しの段差も、違法駐車の自転車も怖い。押してもらっていても、座っているとすごくスピードが速いように感じて怖かった。 何よりも人が見てくるのがすごいつらかった・・・。 私が逃げてた世界ってこういう世界だったんだ。 なんだかすごく苦しくなってしまった。 でも、人工呼吸器をつけて車椅子を使っている人が話にきてくれて、 アメリカ製の車椅子を「アメ車」って略したり、「この車椅子かっこい~」とか、 あのヘルパーは使える(笑)とか、能力はないけど人が良いんだよね~とか言う姿に 私の感じた苦しさは見られなかった。それがとても嬉しかったし、とても悲しかった。 私がやったゲームですが、これは皆さんにやってもらいですねぇ・・・。 1人が質問役、もう1人は一言も発してはいけません。 1人は、質問して、質問される側が何が好きかを5つ答えてもらいます。 質問される側は首の動きと表情だけで答えなくてはいけません。 2分間でいくつ相手の好きなものを見つけることができるでしょう?