ついに新しいコンデジを買っちゃいました。
これ↓

ソニー Cyber-Shot DSC-HX5V

買うまでの脳内紆余曲折は下記のとおり。


・夜間に強いガジェットが欲しい

・動画も撮りたい（できればフルハイビジョン）

・ヤマダのポイントが28,000ある



この３つの前提から最終的に候補に残ったのが今回買った『Sony DSC-HX5V』とパナソニックの『DMC-GF1 パンケーキレンズセット』

Panasonic LUMIX DMC-GF1C

GF1は現在サクサクが使用している一眼の姉妹品で、ハイビジョン動画も撮れるのです。
ただ、欲しいのはこのセットについているF1.7のパンケーキレンズ。
現在持っているレンズの倍明るいのでシャッタースピードが2倍になるから、薄暗いところでの撮影にも強いのです。



「フラッシュ使えばいいんじゃない？」


と思うかもしれませんが、内蔵のフラッシュで撮った写真はなんとか記録として残したというレベルで、気に入った写真が取れるわけでもありません。
フラッシュって場の雰囲気的に使いづらいことも多々あるので、自力が強いものが欲しくなるわけです。


現在パナソニックがキャッシュバックをやっているので、GF1のセットをゲットして、本体をうっぱらうと、レンズだけを単品で買うより、ずいぶん安くこのレンズをゲットできるのですが、そうすると動画をあきらめなければいけません。


それで、結局『Sony DSC-HX5V』をゲットすることにしました。


このコンデジに事前に決めるときもこれ↓と激しく迷いました。


リコー CX3 ブラック



夜間に強い裏面照射CMOSですが、リコーのカメラもキヤノンのカメラも、実はSonyが提供しています。


「じゃあ、Sonyをチョイスするのが無難なんじゃない？」


と思うかもしれませんが、ところがどっこい！（表現が古っ！）
写真に関してはリコーが一番うまくチューニングしているのです。
ぶっちゃけ、一番最後に出したくせにキヤノンは激しくいけてません。
アレは失敗作です。


Sonyはというと、静止画は多くの人が指摘しているとおり露出過多傾向にあります。
もわっと白っぽい感じなんです。
なんであんなチューニングにしたのか大いに疑問ですが、ひょっとすると女性をターゲットにしたのかもしれません。


ちょっと専門的な話になりますが、視細胞には錐体という色を認識する細胞があって・・・やっぱり簡単に言いましょう。
ざっくり言うと女性のほうが色に対する感覚に優れているんです。
論理的に説明がされたレポートをみたことがありませんが、男性だと


「なにこれ、白トビしてるじゃん。露出補正しすぎだよ！」


っていう淡く白っぽい写真を女性が好むのには、おそらく錐体の働きが絡んでいるのではないかと思います。（一応元専門家なのよ）



話を『リコー CX3』との脳内葛藤にもどしましょう。
静止画だけなら間違いなくコチラをチョイスするのですが、動画がいけてないんです。
動画はやはりムービー機を持っていないと技術が追いつかないようです。
リコーのカメラにソニーが技術供与した動画を乗っけられれば一番いいのですが、そんなのは夢のまた夢、妄想の世界ですので、結局、静止画については譲歩して『Sony DSC-HX5V』を買ったわけです。


ちょっと長くなりそうなのでサンプルはのせませんが、アジサイを撮ってみました。
やっぱりもあっとした画像です。
まだためし撮り段階なのですが、－0.7ぐらい補正をかけると無難な感じがします。


そのかわり、動画は秀逸です。
今回の規格は『1920×1080 60i（インターレス）』というものです。
地デジの横幅は1440なので、企画的には地デジより少しいいものと思ってください。
もちろん、業務用カメラの能力にはおよびませんが


「この小さいコンデジでここまで！」


と、正直ビビリました。
コンデジなので被写界深度が深いため、一眼のようなボケ感を生かした動画は撮れないのですが、しばらく遊べそうなガジェットです！


早くタイに行かなくては！

ソニー Cyber-Shot DSC-HX5V