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![]() これは塩原東京ホテルの荷物タグです。以前は旅館などに泊まると、手荷物にその宿の荷物タグを付けられて、旅の思い出に持って帰ったものでした。塩原東京ホテルは川を挟んで本館と新館があり、その間を自家用ロープウェイが結んでいました。わざわざロープウェイを作るほどの距離や高低差があるわけではないのですが、戦後のレジャーブームの中、あちらこちらでロープウェイが作られた時代なので、話題性があったのだと思います。 ![]() 裏には名前などを書く欄があり、元の持ち主が書いたであろう日付が1963年7月になっています。 ![]() 「失われたロープウェイ」にこのロープウェイの事が詳しく書かれていまして、1957年から1965年まで稼働していたようです。その後、この旅館は大型化され、ロープウェイの替わりに「虹の架け橋」という渡り廊下が作られ「ホテルニュー塩原」として発展してゆき、現在は「大江戸温泉物語ニュー塩原」として存在しております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.20 17:42:56
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