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巡る季節を楽しみながら・・・

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2013年05月30日
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カテゴリ:観賞

ブロ友さんの情報で「上村松園展」開催中と知り 今日行ってきました
(名古屋市美術館開館25周年記念特別展 上村松園展)だそうです

以前から上村松園さんの清らかで気品に満ちた美人画が解りやすくて好きで、雑誌とか写真で見たり
していましたが~~本物は格別!

会期が6月2日までなので駆け込み乗車の人々でしょうか? 会場は大混雑!
人々の隙間から見るのがやっとという状態でした!

上村松園img001-horz.jpg

一人の画家として、また女性として、困難に立ち向かいながらも変らぬ姿勢を貫いた松園の生き方に焦点を当てて作品を紹介します・・・学芸員の説明より

子どもの頃から絵がたまらなく好きだった松園は、小学校を卒業すると、京都に開校したばかりの日本最初の画学校に12歳で入学するが、親戚や周囲には彼女のこうした生き方を非難する声も多かった。
明治の世では「女は嫁に行き家を守ることが最上の美徳」とされており、教育を受けたり絵を習うということは中傷の対象だったのだ。

「女のくせに」とライバルの男性画家たちから激しい嫉妬と憎しみの対象になった。それは晩年に松園が「戦場の軍人と同じ血みどろな戦いでした」と記すほどで、女性の社会進出を嫌う保守的な日本画壇の中で、ひたむきに、孤高に絵筆を握り続けた。

「気性だけで生き抜いて来たとも思い、絵を描くために生き続けて来たようにも思える」(松園)

封建的な明治生れの、しかも女性であるが故の上村松園さんの苦難に満ちた生涯が、
このような形で後世の人々の心を魅了させるのでしょうか?

地下1階には「松園の下絵と素描」の展示室があり数多くの縮図帖やスケッチの一部、資料として、
松園さんが使用していた筆や眼鏡、女性として初めて受章した文化勲章なども展示してありました。






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最終更新日  2013年05月31日 06時51分09秒
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