カテゴリ:ジブンゴト
お茶のお稽古のたびに意識していた近くの銭湯。
その都度 ノスタルジーな気分にさせられていたのですが、 今年はTryということで泊まりにきていた友人を連れて 行ってきました。 なぜノスタルジーかというと・・ 保育園のお泊まり保育の記憶が偶然にも蘇ってきてたから。 よく覚えてる好きだった先生がいま地元でヨガのスクールを 始めて評判を得ている。友人や親が参加した際にサクライの ことを覚えてて懐かしんでたよ なんて話題が出てたので、 なんだか先生=お泊まり保育に結びついていたんだな この野沢の成田山近くにある銭湯。 東京で銭湯って珍しくはないけど、いまや田舎では営業して いる銭湯は極めて稀少だとおもうよ タウンページ調べても、佐久ではこの1件みたいだし。 チチウエも昔行ってたらしく、約半世紀も営業している 戦火を免れたような佇まいの とてもふるーい銭湯。 のれんだけは変に新しいんだけどね いざガラッて引き戸をひいてみると・・・ 「持ってた銭湯のイメージそのまんま」だった。 あーーここだったか、と思った。 8年上京していて、けっこう銭湯まわった。 初めて銭湯みっけた時に脳裏に浮かんだ古ーい銭湯の姿、 実際は程よく近代化されててショックだった想い出が。 その後も古そうな銭湯を見つけてはソレが浮かび飛び込ん でいたけども、何故ソレが浮かぶのか想い出せなかった 近かったのは高津の帝京大病院裏の古い銭湯だったかな 曖昧な記憶だったけど、妙に懐かしかった。 タイル絵も記憶を辿ってみたけれど全然想い出せなくて ただ大きい湯船に友達と十何人で浸かっていた記憶だけが 鮮明に浮かんできた。 実際の湯船は 2帖と1帖の2つの湯船だった 脳裏に浮かんだ銭湯の風景はね、 ガラッて引き戸をひくと番台のおばちゃんが男女の真ん中に 座っていて、背伸びやピョンピョン跳ねると女の脱衣所が 丸見えじゃないかー って記憶w 実際東京で廻った銭湯にそんなトコなかったんだけど、 大人になって訪れたココは 「ガラッてあけたら女の脱衣所丸見え」で、 ブブッて噴くと、視界の左側から80超のおばあちゃんが ヌー・・っと 「ぇらっしゃーい」と顔を出してきた 曖昧な記憶がココと湯船だけ妙に合致して笑った。 遅くに行ったから、脱衣所には誰もいませんでしたよ でも建物が古くって、境界の壁が180センチ位しかなくて 妙にドキドキした。 脱衣所含めていいのかなーなんて友達と話してたけど、 ソレに文句をいうような人はこういうとこ来ないってことね なんか湯の付き合いのおおらかさに触れたような気がして 嬉しい再会でした。 望月のカフェもノスタルジー・・ 古きを訪ねて何とやら、ってやつですね 現代で生きる中で、こういう古き良きに触れる事が いかに癒されると気づいてきたのは ・・オッサンの粋に近づいてきた証拠でしょうか イヤイヤ渋好みのサクライだけの感性だとも言い聞かしてい る今日この頃でございまする。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 22, 2007 09:40:26 PM
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