カテゴリ:バイク&チャリ旅
真っ暗闇の田舎道をひたすらに走る。
時計もなく地図も無く、メーターもライトアップされないもんだからどのくらい走っているのか検討がつかない。感覚では丑三つ時に古ーい宿場町とそれを結ぶ峠を進むものだから、なんかいたり見えたりする気がしたり。。 不思議とまったく嫌な感じが残らなかったので、大丈夫なんでしょう。・・何の話だかw 国道19号は流石に危険すぎるため、妻籠から清内路峠を抜けて飯田へ。 結構な距離です、すごく遅いので。 好きな温泉の一つ「昼神温泉郷」の夜の風景を横目に、天竜川沿いになんとか出た。どのくらいぶりだろう、ひと気を感じる場所に出たのは、って感じ。153号に乗りました。 30キロ毎に休憩を入れるようにし、もう、どこか寝れそうなところがあれば野宿を決め込もうと道路の左右に首を振りふり走ります。 ちなみに好きな野宿ポイントは、道の駅、無人駅、バス停、コインランドリーとかとか。無風で人がこなくて寂しすぎないところがいいんだよね でも、信州にはなかなかないんだよ。 カラオケやネットカフェも全然無くて、結局駒ヶ根、伊那と通過してしまった。 寒くてコンビニで暖をとり、あー塩尻か松本までいかないとないんかなーと覚悟を決めて走り出した瞬間に、「自遊空間」発見! ナイトパックで余計なこと(?)一切せずに、瞬眠zzz 初日は4時間半走って150キロくらいのようでした。感覚的にはもっとに思ったけどな 今朝は9時半ころ起きて出発。良く寝れたせいか疲れがなく軽い。 1時間弱で諏訪湖半に出て、ぐるぐるしていると あ、「片倉館」発見 あの深いお風呂は久々だなぁと立ち寄ることに。 http://www.katakurakan.or.jp/ おー、シルクエンペラーなんて呼ばれてた財閥のものだったのね。昭和モダンと呼んでいいのだろうか、道後温泉の千と千尋っぽい建物と同じくらい好きな文化ある温泉建築です。休憩所が居心地いい! 1時間半くらいのんびり過ごし、あとは慣れた道をひたすらに軽井沢を目指し峠を劇走。 もちろん上りはおっそくて、エンジンもボワボワ音がしだすし結構なヒヤヒヤ具合が続く。天候が暖かでよかったので、壊れてもいっかな とか楽観的にひた走ってた。 14時・山荘に無事到着。 約280キロで、走ってた時間は7時間半くらいなもんなんだ。 もうちょっと速さがでて坂も上る古いバイクでなければもっと楽なツーリングだったろうけど、この不便さが記憶に残るんだな。もうこんな古い原チャで長距離走ることないだろうと思うと、なんだか名残惜しくふつうの景色を焼き付けながら走っておりました。。 でも、またでかけちゃうんだろな これからこいつは「軽井沢バイク」と位置づけて、たまの通勤やカフェ開拓に相棒として活躍してくれるでしょう。 原チャリは、気軽で便利でいいですな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 27, 2008 11:17:23 PM
コメント(0) | コメントを書く
[バイク&チャリ旅] カテゴリの最新記事
|
|