さくー 旅と別荘ライフ

ええ、すっかり・・・　スミマセン。

前回がオミナエシまででしたね。
盆以降寒い日が続いて紅葉や花の季節がづれそうなので、
早めに更新して行きます。

８月１日に頂いた情報から。

◆レンゲショウマ　　キンポウゲ科
　皇后美智子さまがこの花が大好きで、皇居にも植えられているそうです。
　軽井沢町の植物園にも寄贈されてなかったかな？
　花言葉は「伝統美」だそうです。　ほーう。





◆キキョウ　　キキョウ科
　馴染みのある名前。オミナエシに続く秋の七草だそうです。
　日本における歴史は古く、万葉集に出てくる「アサガオ」とは
　この花のことだったみたい。朝顔とは違うのに関係あるのかな？
　武将の紋にもよく用いられていたりと古来より馴染み深い花なんですね。





◆ヤブラン　　ユリ科
　撮影当時はまだ満開というわけではなく、アップの写真を見ていただきますと
　穂の下のほう（ボケていますが）のつぼみが、開いているのが見えます。
　ユリ科なのにこういう花なんて、言われないと分からないですね　あ、開くと
　ユリっぽくなるのか。開花写真あったかな？





◆キンミズヒキ　　バラ科
　水引とは、のし袋についている飾りのことで金色の水引ということです。
　ミズヒキという別の植物もありますが、全く別の種類らしいです。
　写真は、キンミズヒキの実です。山や草原で遊んだあと服にこの実がついていたことは
　ありませんか。こいつが犯人なのです。裾にくっつくキンミズヒキ　覚えた！





◆ラタナス　　スズカケノキ科
　木です。ブレストンコート内にある巨木です。
　プラタナスは3種類の総称で、これはモミジバスズカケノキらしいです。
　実が鈴のようなので「鈴掛けの木」とか、山伏が着ている「篠懸（すずかけ）」
　についている房に似ているから、との説あり。紅葉はあまり期待出来ないみたい。
　どの木のどの葉も、見事な紅葉で楽しませてくれる訳ではないのですね　
　知らない事を知ると、ちょっといい気分。




◆『妖精の宿る木』メタセコイア　　スギ科
　この木は、1945年に中国の山奥で見つかるまで化石しか残っていなかったので、
「生きる化石」と呼ばれるそうです。
　ひとつのエピソードを紹介します。転用ですけど。　

　「復活の樹木」

　　緑豊かな軽井沢高原教会の中庭にデンと根を張り、大きく枝を広げ、
　　夏は緑の葉、秋にはかわいい実をつけ四季折々変化を見せてくれる
　　大木「メタセコイア」に纏わるエピソードです。

　　30年前の出来事。軽井沢高原教会の挙式者のT様ご夫婦の体験。

　　一回目の不思議

　　日頃のストレスで体調優れない奥様を
　　「少しでも元気が出ればいいな」
　　軽い気持ちでご主人が教会に連れて来られた。
　　ちょうど挙式中、奥様は疲れて中庭の木に寄りかかり目を閉じていた時、
　　身体の中からバリバリという音がして、驚いてご主人に伝えたが、
　　「気の所為だよ…」と。
　　でも不思議な事に、それから奥様はすっかり元気になられたそうです。

　　二回目の不思議

　　元気になって十五年目、突然の交通事故で複雑骨折等で入院、
　　まだ完全でないが退院、顔が腫れ瞼なお腫れ引かず、
　　止む無く大きなサングラスで隠しての生活。
　　今度はご本人から、
　　「お父さん、もう一度元気になりたいので
　　高原教会の復活の木に会いに連れて行って！」
　　と、お願いして教会に来られた。
　　早速中庭を歩いて当時の復活の木を発見！
　　大きな木に手を触れて、
　　「もう一度元気をください」
　　と願っていると、腫れていた瞼がズズズズと
　　音を立てて引いてきて元に戻ってビックリ。
　　「お父さん、もうサングラスは要らないわ！」
　　嬉しくてそのまま千ヶ滝の滝を見に行き、
　　また戻ってきてHBCザ・ラウンジでケーキを召し上がって帰られました。

　　その後、その不思議な出来事を記録した写真を送ってこられました。
　　アルバムは牧師館に保管されています。

　　星野の森の沢山の樹木は、長い年月、大地のエネルギーを吸い込み、
　　生命力溢れていて、訪れる多くの人達を心身ともにいやしてくれていると思います、
　　T様ご夫妻はその後すっかりお元気になり、折に触れ、
　　ご夫妻や子供達や湯人と教会に帰って来られています。

　


　　なんだか、軽井沢に住んでいると、理解出来る気がします。
　　屋根の無い病院軽井沢・・・　何度かの四季を経験し、興味惹かれて素直な目で
　　観ていきますと、感じ方も変わってくるように思います。
　　目に映るものよりも、五感で良さが感じられる軽井沢です。
　　・・山小屋での生活が、徐々に仙人に近づいているかのような。。
　　

　　つづ　け